投稿日: Feb 16, 2023

本日より、メモリ最適化 Amazon EC2 X2iedn インスタンスの一般提供が、アジアパシフィック (大阪) リージョンで開始されました。X2iedn インスタンスは、第 3 世代インテル Xeon スケーラブルプロセッサを搭載しており、前世代の X1e インスタンスと比較して、パフォーマンス、料金パフォーマンス、GiB あたりのメモリコストが向上しています。X2iedn インスタンスは、メモリと vCPU の比率が 32 対 1 であるため、データベース、分析などのメモリを大量に消費するワークロードやビッグデータ処理エンジンに最適です。X2iedn インスタンスは、データベースでの Business Suite on HANA、SAP S/4HANA、Data Mart Solutions on HANA、Business Warehouse on HANA、SAP BW/4HANA、SAP NetWeaver ワークロードの実行について、SAP 認定を取得しています。X2iedn の認定データは、Certified and Supported SAP HANA Hardware Directory で確認できます。

X2iedn インスタンスは、Amazon Elastic Block Store (Amazon EBS) において最大 80 Gbps の帯域幅と 260K IOPS を実現し、ミッションクリティカルなワークロードの信頼性要件を満たすように設計されています。X2iedn は、xlarge、2xlarge、4xlarge、8xlarge、16xlarge、24xlarge、32xlarge の 7 種類の仮想化サイズおよびベアメタルインスタンスとして利用可能です。X2iedn インスタンスは、従来の仮想化機能の多くを専用のハードウェアにオフロードする AWS Nitro System で動作し、高パフォーマンス、高可用性、および安全性が高いクラウドインスタンスを実現します。 

今回の発表により X2iedn インスタンスは、米国東部 (オハイオ)、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、アジアパシフィック (ジャカルタ)、アジアパシフィック (ムンバイ)、アジアパシフィック (大阪)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ロンドン)、欧州 (ミラノ)、欧州 (パリ)、欧州 (ストックホルム)、カナダ (中部)、南米 (サンパウロ)、AWS GovCloud (米国) の各 AWS リージョンでご利用いただけるようになりました。X2iedn は、Savings Plans、リザーブドインスタンス、コンバーチブルリザーブドインスタンス、オンデマンドインスタンス、スポットインスタンスで購入することも、ハードウェア専有インスタンスやハードウェア専有ホストとして購入することもできます。詳細については、EC2 X2i インスタンスのページを参照するか、AWS サポートまでお問い合わせください。