投稿日: Feb 1, 2023

Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) for PostgreSQL において、PostgreSQL マイナーバージョン 14.6、13.9、12.13、11.18、10.23 のサポートが開始されました。これに伴い、最新のマイナーバージョンにアップグレードすることをお勧めします。PostgreSQL の旧バージョンにおける既知のセキュリティ脆弱性を修正できるほか、PostgreSQL コミュニティが追加したバグ修正、パフォーマンス改善、新機能を利用可能です。今回のリリースの詳細については、PostgreSQL コミュニティによる発表をご覧ください。

今回のリリースでは、RDS for PostgreSQL に 2 つの拡張機能が追加されています。tcn は、テーブルに書き込みが行われるたびに非同期通知を送信するトリガー関数を提供する拡張機能です。seg は、線分の保存とクエリに使用される「seg」データ型を提供する拡張機能です。また今回のリリースでは、以前よりサポートされている PostgreSQL 拡張機能もアップデートされています。orafce は 3.24 に、rdkit は 4.2.0 に、wal2json は 2.5 にそれぞれアップデートされました。各バージョンの詳細は、Amazon RDS ユーザーガイドに記載されているサポート済み拡張機能の一覧を参照してください。

マイナーバージョンの自動アップグレードを使用すれば、スケジュールされているメンテナンスウィンドウ中に、データベースを最新のマイナーバージョンに自動でアップグレードできます。自動マイナーバージョンアップグレードを含む、データベースインスタンスのアップグレードの詳細については、Amazon RDS ユーザーガイドをご覧ください。

Amazon RDS for PostgreSQL を使用すると、クラウドにデプロイした PostgreSQL を簡単にセットアップ、運用、スケールできます。料金の詳細や利用できるリージョンについては、Amazon RDS for PostgreSQL の料金を参照してください。フルマネージドの Amazon RDS データベースの作成または更新は、Amazon RDS マネジメントコンソールで行えます。