投稿日: Mar 10, 2023

マネージドエンドポイントを使用してインタラクティブな Spark ワークロードを実行する際に、カスタマーレベルのメトリクスを取得できるようになりました。Amazon EMR on EKS は、Apache Spark などのオープンソースのビッグデータフレームワークを Amazon EKS で実行するためのサービスです。Amazon EMR on EKS では、EMR Studio などの統合開発環境 (IDE) を使用してインタラクティブなワークロードを実行するために、マネージドエンドポイント (プレビューで利用可能) を設定して使用できます。

これまで、マネージドエンドポイントのカーネルベースの実行動作をモニタリングまたは可視化するメカニズムは、存在していませんでした。障害、レイテンシー、成功した起動などのメトリクスを確認する術がなかったため、マネージドエンドポイントに関するトラブルシューティングや状況の把握は、困難な場合がありました。このたび、リクエスト数、リクエストレイテンシー、リクエストエラー、カーネル起動障害などのカーネルライフサイクルオペレーションに関するメトリクスが Amazon CloudWatch 経由で利用できるようになりました。これらのメトリクスは、マネージドエンドポイントのモニタリング、アラーム作成、トラブルシューティングに活用可能です。

この機能の詳細と対応メトリクスの一覧については、ドキュメントをご確認ください。マネージドエンドポイントのカスタマーメトリクスは Amazon EMR on EKS 6.10 リリース以降でサポートされており、Amazon EMR on EKS を提供中のすべてのリージョンで利用できます。