投稿日: Mar 28, 2023

何十億ものモノのインターネット (IoT) デバイスを接続し、何兆ものメッセージを AWS サービスにルーティングするクラウドサービスである AWS IoT Core は、Amazon Sidewalk とのより緊密な統合を発表しました。AWS IoT Core for Amazon Sidewalk により、お客様は Amazon Sidewalk デバイスのプロビジョニング、オンボーディング、モニタリングを簡単に行えるようになりました。 

Amazon Sidewalk は、何十億ものデバイスに信頼性の高い接続を提供するために設計された、暗号化された無料で接続できるコミュニティネットワークです。Sidewalk は現在、米国人口の 90% 以上にサービスを提供しており、コミュニティや企業向けの長距離接続ソリューションをサポートしています。Sidewalk Bridge を利用するユーザーは、インターネット帯域幅のごく一部を寄付することを選択できます。これをまとめて共有ネットワークを構築し、コミュニティ内のすべての Sidewalk 対応デバイスにメリットをもたらします。

AWS IoT Core for Amazon Sidewalk は、Amazon Sidewalk 開発者のデバイスオンボーディングプロセスを合理化し、200 以上の AWS サービスに効率的にアクセスできるようになりました。この統合は、Amazon Sidewalk の開発者、メーカー、エンドユーザーに多大なメリットをもたらします。設計、接続、デプロイのプロセスを合理化し、開発者がプロトタイピングから量産までの開発プロセスに AWS IoT Core を使用できるようにします。 

開発者は、入手可能な Amazon Sidewalk 認定ハードウェア開発キット (HDK)、ソフトウェア開発キット (SDK)、Sidewalk サンプルアプリケーションのいずれかを使用して、Sidewalk デバイスのプロトタイプを数分で構築することで、Amazon Sidewalk を簡単に使い始めることができます。AWS IoT Core for Amazon Sidewalk はデバイスのオンボーディングを容易にし、Amazon Sidewalk はクラウド接続を可能にします。AWS IoT Core を使用すると、1 つのプロトタイプから数百万台のデバイスにスケーリングできます。 

AWS IoT Core for Amazon Sidewalk は現在、米国東部 (バージニア北部) リージョンでご利用いただけます。このサービスの詳細については、AWS IoT Core for Amazon Sidewalk をご覧ください。デバイスの構築を開始するには、Amazon Sidewalk 開発者ガイドをご覧ください。