投稿日: Apr 6, 2023

Amazon Monitron は、機械学習を用いて産業機器の異状を検出し、予知保全を可能にするエンドツーエンドのシステムです。Amazon Monitron には、振動と温度のデータをキャプチャする専用センサー、データを AWS クラウドに自動的に転送するゲートウェイが含まれているほか、システムセットアップ、分析、通知用のモバイル/ウェブアプリケーションも用意されています。 

Amazon Monitron の Kinesis 2.0 データストリームがリリースされました。これはスキーマを更新したものであり、Monitron センサーとゲートウェイを使用する新しいインサイトを含みます。また、ユーザーによってトリガーされるアセット状態の移行イベントも含みます。この新しいスキーマは、今後追加されるデータタイプを受け取れます。Amazon Monitron が自動的にデータを Kinesis ストリームに追加するように設定すると、そのデータを Amazon S3 や Lambda など、さまざまな宛先に送信できます。

今回のローンチにより、センサーとゲートウェイデバイス、接続ステータス、ユーザークロージャコードを、ライブストリームから収集できるようになりました。Monitron サービスがいずれかのセンサーまたはゲートウェイがオフラインになったことを検出すると、接続ステータスによってお客様は Kinesis の更新情報を受け取れます。ユーザークロージャコードを使用すると、お客様は Monitron の通知に対するユーザーの応答を追跡できます。これにより、障害モードや実行したアクション全体にわたる共通事項のレポートが可能になります。この機能により、自社のエンタープライズ設備管理 (EAM) システムで保守チームの作業指示書を作成することもできます。 

この機能の詳細については、こちらのドキュメントを参照してください。この機能は、Amazon Monitron が一般提供されているリージョンすべてで利用可能です。利用できるリージョンの詳細については、AWS リージョン別のサービスを参照してください。