投稿日: Apr 20, 2023

Amazon Redshift は MERGE コマンドのサポートを発表しました。これにより、シンプルな SQL コマンドでソースデータの変更を Redshift ウェアハウステーブルに適用できます。MERGE コマンドを使用すると、一連の DML (データ操作言語) ステートメントを 1 つのステートメントにまとめることができます。

データを更新または挿入するために複数のステートメントを使用する場合、異なる操作の間で矛盾が生じる可能性があります。マージ操作では、すべての操作が 1 つのトランザクションで同時に実行されるため、このリスクが軽減されます。Amazon Redshift で他のデータウェアハウスシステムから移行している場合や、頻繁に変化するデータを Redshift ウェアハウスに取り込む必要がある場合、MERGE SQL コマンドで既存および新規のソースデータに基づいてターゲットテーブルから条件付き挿入、更新、削除を簡単に行えます。

MERGE SQL コマンドは、 Amazon Redshift が利用可能なすべての商用リージョンと AWS GovCloud (米国) リージョンで利用できます。詳細については、Amazon Redshift のデータベースの開発者ガイドをご覧ください。