投稿日: Apr 19, 2023

本日より、Amazon Virtual Private Cloud (Amazon VPC) のお客様は、アジアパシフィック (ハイデラバード)、アジアパシフィック (メルボルン)、欧州 (スペイン) の 3 つの AWS リージョンで独自のプレフィックスリストを作成できるようになりました。

プレフィックスリストを使用すると、複数の CIDR ブロックを単一のオブジェクトにグループ化し、それをリファレンスとして使用してネットワーク構成を簡素化できます。プレフィックスリストは、AWS Resource Access Manager (RAM) を使用して他の AWS アカウントと共有し、VPC ルートテーブルとセキュリティグループの設定に使用できます。プレフィックスリストにより、変更をロールアウトし、セキュリティグループとルートテーブルの整合性を複数の VPC およびアカウントにまたがって維持することが容易になります。例えば、すべての支社の CIDR ブロックを表すプレフィックスリストを作成し、それを使用してセキュリティグループとルートテーブルを設定できます。新しい支社を追加するときは、その CIDR ブロックをプレフィックスリストに追加するだけで、対応するすべての VPC とアカウントからの接続が自動的に確立されます。

今回リージョンが拡大されたことで、プレフィックスリストは AWS GovCloud (米国) リージョンを含むすべての AWS リージョンで利用できるようになりました。

プレフィックスリストの使用に追加料金は発生しません。プレフィックスリストの詳細については、公開ドキュメントを参照してください。Amazon VPC についての詳細は、VPC ユーザーガイドをご覧ください。