投稿日: May 25, 2023

Amazon Athena がデータソースコネクタを更新し、新しい最適化が行われました。この最適化は、Amazon S3 に存在しないデータをクエリするときのパフォーマンスを向上させ、コストを削減するものです。更新されたコネクタは本日より利用可能になっており、動的フィルタリングと新しい述語のプッシュダウン最適化を使用して、Athena ではなく基礎となるデータソースでより多くの操作を実行できるようになっています。この改善によりクエリ処理時間が短縮され、スキャンされるデータも少なくなります。

Athena はコネクタを使用して 30 種類のデータソースに対してフェデレーションクエリを実行します。コネクタはデータが保存されている場所でデータを処理するため、インタラクティブ分析、ビジネスインテリジェンスレポート、その他のユースケースに使用する前に、基盤となるデータソースからデータを抽出する ETL スクリプトを用意する必要はありません。本日のリリースでは、データソースにプッシュダウンして処理するクエリ操作のセットが拡張されます。

使用を開始するには、 Athena エンジンバージョン 3 を使用していることを確認してから、データソースコネクタを最新バージョンにアップグレードしてください。コネクタをアップグレードする方法については、Amazon Athena ユーザーガイドの Updating a data source connector を参照してください。