投稿日: May 24, 2023

Amazon RDS (Relational Database Service) Performance Insights では、Amazon RDS データベースのパフォーマンスモニタリングメトリクスを表示するためのコンソールの操作性が強化されました。Amazon CloudWatch と Amazon RDS Performance Insights からの情報を統合して、データベースの状態を包括的に把握できるようにします。今回の強化により、複数のソースからデータを収集する必要がなくなり、データベースのパフォーマンスの問題を迅速に診断できるようになりました。

今回のリリースにより、データベースのパフォーマンスの問題をデバッグするための関連情報を 1 か所で見つけることができるようになりました。すべての Amazon RDS および Amazon Aurora データベースエンジン用の事前設定済みダッシュボードでは、特定のエンジンタイプのパフォーマンスの問題を診断するために最もよく使用されるメトリクスが表示されるため、平均復旧時間を数時間から数分に短縮できます。特定のメトリクス分析のニーズに合わせてデータベースエンジンごとにカスタマイズされたダッシュボードを作成して、AWS アカウントの該当エンジンタイプのデータベースインスタンス全体で使用することもできます。

Amazon RDS Performance Insights はデータベースパフォーマンスのチューニングとモニタリングを行う RDS の機能の 1 つで、データベースの負荷を視覚的に評価し、いつどこに措置を講じたらよいかを判断するのに役立ちます。Amazon RDS マネジメントコンソールで一回クリックするだけで、Amazon RDS データベースに完全マネージド型のパフォーマンス監視ソリューションを追加できます。

この新しいコンソールの操作性は、AWS GovCloud (米国東部) と AWS GovCloud (米国西部) リージョンを除く、RDS Performance Insights が利用可能なすべてのリージョンで利用できます。RDS Performance Insights は Amazon RDS が利用可能なすべての AWS リージョンで利用できます。RDS Performance Insights、およびサポートされるデータベースエンジンの詳細については、Amazon RDS ユーザーガイドをご覧ください。