投稿日: May 25, 2023

Amazon Relational Database Service (RDS) for PostgreSQL はこのたび、最新のマイナーバージョン PostgreSQL 15.3、14.8、13.11、12.15、11.20 に対応しました。従来バージョンの PostgreSQL における既知のセキュリティ脆弱性を修正し、PostgreSQL コミュニティによって追加されたバグ修正、パフォーマンスの改善、新機能を導入するために、最新のマイナーバージョンにアップグレードすることをお勧めします。今回のリリースの詳細については、PostgreSQL コミュニティによる発表を参照してください。

今回のリリースでは、RDS for PostgreSQL で新しい拡張機能 HypoPG がサポートされるようになりました。HypoPG は仮想インデックスを作成するための拡張機能で、実際のインデックスを作成せずにクエリ計画への潜在的な影響を評価できます。pgvector のサポートは 14.8 以降と 13.11 以降に対して追加されています。また、今回のリリースでは、以前よりサポートされている拡張機能もアップデートされています。pg_cron は 1.5.2 に、plrust は 1.1.1 に、plv8 は 3.1.6 にそれぞれアップデートされました。各バージョンの詳細は、Amazon RDS ユーザーガイドに記載されているサポート済み拡張機能の一覧を参照してください。

マイナーバージョンの自動アップグレードを使用すれば、スケジュールされているメンテナンスウィンドウ中に、データベースを最新のマイナーバージョンに自動でアップグレードできます。マイナーおよびメジャーバージョンアップグレードを含む、データベースインスタンスのアップグレードの詳細については、Amazon RDS ユーザーガイドを参照してください。

Amazon RDS for PostgreSQL を使用すると、クラウドにデプロイした PostgreSQL を簡単にセットアップ、運用、スケールできます。料金の詳細や利用できるリージョンについては、Amazon RDS for PostgreSQL の料金を参照してください。フルマネージド型 Amazon RDS データベースは、Amazon RDS マネジメントコンソールで作成または更新してください。