投稿日: May 8, 2023

Amazon Redshift データ共有は、Amazon Redshift クラスター間でライブデータを安全に共有するための機能です。今回、AWS 中国リージョンで利用可能になりました。同じリージョン内であれば、同じアカウントや別のアカウントでプロビジョニングされたクラスターやサーバーレスワークグループに対して、データを共有できます。Redshift データ共有により、Redshift クラスター全体で詳細かつ高性能な瞬時のデータアクセスが可能になります。データのコピーや移動は必要ありません。Redshift データ共有はデータへのライブアクセスを提供します。したがってデータウェアハウスで更新があると、ユーザーは常に最新で一貫性のある情報を確認できます。Redshift データ共有は、Amazon Redshift RA3 クラスターで追加費用なしでご利用いただけます。

Redshift データ共有を使用すると、ライブのトランザクション整合性のあるデータを共有しながら、異なる Redshift クラスター間で多様なワークロードを分離できます。これらのクラスター間で Redshift マネージドストレージを活用するので、データコピーやデータ移動に伴う複雑さや遅延もありません。共有データにアクセスするクエリは、コンシューマーのクラスターのコンピューティングリソースを使用して実行します。プロデューサーのクラスターのパフォーマンスには影響しません。Redshift データ共有により、ビジネスグループ間のシームレスな連携が可能になり、より広範な分析や製品間の影響の分析を行えます。そのうえ、組織外のビジネスエコシステムとも安全にデータを共有できます。 

Redshift データ共有機能の詳細については、機能ページを参照するか、ドキュメントを参照してください。ユースケースの詳細については、ワークロードの分離の有効化、およびマルチテナンシーとサービスとしてのデータのサポートに関するブログ記事を参照してください。