投稿日: May 4, 2023

Amazon VPC IP Address Manager (IPAM) は、AWS ワークロードの IP アドレスの計画、追跡、モニタリングを簡単にする機能です。今後は、Amazon VPC IPAM が新たにアジアパシフィック (ハイデラバード) とアジアパシフィック (ジャカルタ) の 2 つのリージョンでご利用いただけるようになります。

Amazon VPC IPAM では、ルーティングやセキュリティのニーズに基づいた IP アドレスの整理が簡単になり、IP アドレスの割り当てを管理するためのシンプルなビジネスルールを設定できます。IPAM を使用すると、VPC への IP アドレスの割り当てを自動化できます。これにより、保守が困難で時間のかかるスプレッドシートベースのアプリケーションや、IP アドレスの使用を計画する自社開発アプリケーションを使う必要はなくなります。また、Amazon VPC IPAM は重要な IP アドレス情報を自動的に追跡するため、手動で IP アドレスを追跡または記録する必要もありません。IPAM は IP アドレスのモニタリングデータを保持します (最大 3 年間)。このデータを使用して、ネットワークセキュリティとルーティングポリシーに対し、過去にさかのぼって分析と監査を行うことができます。

今回の提供リージョンの拡大により、Amazon VPC IPAM は、アジアパシフィック (メルボルン)、欧州 (チューリッヒ)、欧州 (スペイン)、中東 (UAE)、中国 (Sinnet が運営する北京)、中国 (NWCD が運営する寧夏) を除くすべての AWS リージョンで利用できます。

IPAM の詳細については、IPAM のドキュメントをご確認ください。料金の詳細については、Amazon VPC の料金をご覧ください。