投稿日: May 9, 2023

AWS IoT SiteWise では、集計された資産プロパティ値を 15 分ごとに自動的に計算する機能がお客様に提供されるようになりました。お客様は、資産プロパティ、メトリクス、トランスフォーム (資産プロパティのデータポイントをあるフォームから別のフォームにマッピングする数式) の集計値を分、15分、時間、および日ごとに取得できるようになりました。AWS IoT SiteWise は、平均、カウント、最大値、最小値、標準偏差、合計など、一般的に使用される統計集計を複数の時間間隔で計算します。お客様は、データストリームをマッピングし、静的または計算された機器とプロセスのプロパティをすべての施設で定義して、分析のために即時に利用することが可能です。文字列やブール値などの数値以外のプロパティの場合、AWS IoT SiteWise はカウント集計のみを計算します。

AWS IoT SiteWise をエネルギーおよび製造業の用途に使用しているお客様から、15 分間集計された資産プロパティ値を事前に計算する機能が強く要望されていました。お客様は AWS IoT SiteWise GetAssetPropertyAggregates API を使用することで、自動的にこの機能の恩恵を受けることができます。 この API を使用するには、お客様は資産プロパティの集計値を取得するために、資産プロパティの識別子、時間間隔 (1 分、15 分、1 時間、1 日)、および集計のリスト (平均、カウント、最大値、最小値、標準偏差、合計) を指定する必要があります。お客様は、AWS SiteWise Monitor ウェブアプリケーションを使用して自動計算された資産プロパティ集計を 15 分間視覚化したり、分析アプリケーションにフィードするために取得したりできます。

この機能は、AWS IoT SiteWise がご利用いただけるすべての AWS リージョンで利用可能です。AWS IoT SiteWise は産業機器からのデータの大規模な収集、保存、整理、モニタリングを行うためのマネージドサービスです。詳細については、AWS IoT SiteWise ウェブサイトまたはデベロッパーガイドをご覧ください。