投稿日: Aug 16, 2023

Amazon RDS (Relational Database Service) Performance Insights は、データベースパフォーマンスメトリクスをオンデマンドで分析してパフォーマンスの問題をトラブルシューティングするのに役立ちます。機械学習モデルを活用して、選択した期間中のパフォーマンスのボトルネックを特定し、次に何をすべきかに関するアドバイスを提供します。この機能は Aurora MySQL、Aurora PostgreSQL、および RDS for PostgreSQL エンジンで利用できます。

今回のリリースにより、選択した期間の Performance Insights データの分析が可能になりました。例えば、アプリケーションで「速度の低下」が発生した期間を分析して、データベースの動作が変化したかどうか、またどのように変化したかを確認できます。選択した期間が通常とどのように異なるのか、何が問題だったのかを確認でき、修正措置に関するアドバイスを得られます。わかりやすいグラフと説明を通じて、パフォーマンスの問題の主な原因を特定できます。また、問題に対処するための次のステップも知ることができます。これにより、データベースパフォーマンスの問題の平均診断時間を数時間から数分にまで短縮できます。 

Amazon RDS Performance Insights はデータベースパフォーマンスのチューニングとモニタリングを行う RDS の機能の 1 つで、データベースの負荷を視覚的に評価し、いつどこに措置を講じたらよいかを判断するのに役立ちます。Amazon RDS マネジメントコンソールで一回クリックするだけで、Amazon RDS データベースに完全マネージド型のパフォーマンス監視ソリューションを追加できます。

オンデマンドの分析エクスペリエンスは、14 の商用リージョンでご利用が可能です。RDS Performance Insights は Amazon RDS が利用可能なすべての AWS リージョンで利用できます。RDS Performance Insights について詳しくは、Amazon RDS ユーザーガイドをご覧ください。