投稿日: Sep 28, 2023

AWS Migration Hub Orchestrator が Microsoft SQL Server のトランザクションログをサポートするようになりました。これにより、SQL Server のデータベースを AWS に移行する際のカットオーバーダウンタイムを最小限に抑えることができます。この機能により、トランザクションログをバックアップタイプの 1 つとして選択し、定義済みのテンプレートに基づいて移行ワークフローを作成できるようになりました。このワークフローを段階的に実行して SQL Server の移行を加速し、AWS へのカットオーバー中のダウンタイムを削減できます。

AWS Migration Hub Orchestrator は、定義済みのワークフローテンプレートを使用してアプリケーションの移行を調整し、加速するのに役立ちます。Migration Hub Orchestrator を使用すると、自動化されたネイティブバックアップと復元により、SQL Server を Amazon Elastic Compute Cloud (EC2) にリホストしたり、SQL Server を Relational Database Service (RDS) にリプラットフォームしたりできます。移行ワークフローの作成時に、トランザクションログおよび完全バックアップタイプと差分バックアップタイプを選択して、ダウンタイムを削減できます。また、AWS Direct Connect の有無にかかわらず、Migration Hub Orchestrator を使ってワンクリックで SQL Server のバックアップファイルを Amazon S3 にアップロードすることもできます。 

AWS Migration Hub が利用可能なすべての AWS リージョンで新機能を使用できます。追加料金はかかりません。お支払いは移行のためにプロビジョニングした AWS リソースの料金のみです。詳細については、AWS Migration Hub Orchestrator のユーザーガイドをご覧ください。