投稿日: Sep 7, 2023

AWS Step Functions では、AWS Step Functions ワークフローのエラー処理機能が強化されました。これにより、エラー特定精度の向上、それに伴うリトライ戦略のきめ細かな制御が可能となりました。AWS Step Functions は、220 を超える AWS のサービスの 12,000 以上の API アクションをオーケストレーションして、ビジネスプロセスとデータ処理ワークロードを自動化できるビジュアルワークフローサービスです。

強化されたエラー処理では、ランタイムのエラー原因に関する動的な情報を含む、詳細なエラーメッセージを Fail 状態で作成できます。再試行間隔に上限を設定できるようになったため、再試行方法をより細かく制御できるようになり、エクスポネンシャルバックオフを使用した再試行が予定した時間枠を超えないようにすることができます。ジッターを使用すると、再試行間隔をランダム化できます。これにより、回復時にステートマシンから呼び出されるサービスが過負荷になるのを防ぐことができます。

AWS Step Functions の強化されたエラーハンドリング機能は、こちらに記載されているリージョンでご利用いただけます。リージョンと提供されているサービスの一覧は、AWS サービス (リージョン別) をご覧ください。

強化されたエラーハンドリング機能は、AWS コンソール、AWS CloudFormation、AWS コマンドラインインターフェイス (CLI)、AWS Cloud Development Kit (CDK) で使用を開始できます。使用開始方法の詳細については、AWS Step Functions のデベロッパーガイドをご覧ください。