投稿日: Nov 26, 2023

Amazon Lex は、音声とテキストを使用してアプリケーションに会話型インターフェイスを構築するサービスです。Amazon Lex を使用すると、会話型ボット (「チャットボット」)、仮想エージェント、対話型音声応答 (IVR) システムをすばやく簡単に構築できます。本日、Amazon Lex に発話生成が導入されることをお知らせいたします。これにより、生成系 AI を活用して新しいトレーニング発話を自動的に生成することで、ボットの開発を促進できます。

Amazon Lex の機械学習モデルでは、発話を使用してユーザーのインテンツを認識し、それに応答します。ボット開発者は、トレーニング用発話のサンプルをボットに追加して、スロットと呼ばれるユーザー入力 (「{AccountType} の残高はどのくらいか」) など、インテント分類を改善できます。従来、ボット開発者は代表的な発話サンプルセットを定義し、その発話をインテントに手動で関連付けていました。発話生成により、お客様は Amazon Bedrock の基本モデルを活用して、ワンクリックでトレーニング用発話を生成できます。この機能により、ボット開発者と会話デザイナーは、生成された発話を受け入れる前に編集または削除することができます。この機能は、新しいインテントと既存のインテントの両方で機能します。

発話生成は、米国東部 (バージニア北部) と米国西部 (オレゴン) リージョンで、英語で一般利用できるようになりました。Amazon Connect と Amazon Bedrock のお客様は、任意の Amazon Lex ボットでこの機能を使用できます。詳細については、ドキュメントページをご覧ください。