投稿日: Nov 20, 2023

Amazon Verified Permissions ではバッチ承認のサポートを開始しました。これにより、1 回の API コールで 1 つのプリンシパルまたはリソースについて最大 30 件の承認決定を処理できます。バッチ承認では、特定のプリンシパルがリソースに対して実行できる承認されたアクションをフィルタリングできます。また、デベロッパーは、1 つのユーザーアクションによって複数のアクションを承認する必要があるアプリケーションを簡単に構築できます。Verified Permissions では、プリンシパルまたはリソースが固定されているときに複数のリクエストの承認を最適化します。 

Amazon Verified Permissions では、構築するアプリケーションにきめ細かな承認を提供します。これにより、アクセス許可をアプリケーションコードではなくポリシーとして実装できます。アプリケーションから Verified Permissions を呼び出し、アプリケーションによって管理される API とリソースへのアクセスを承認します。バッチ承認のリリースにより、デベロッパーは、ユーザーエクスペリエンス (UX) アクセス許可に Verified Permissions を使用する方法を簡素化できます。UX アクセス許可では、アプリケーションでユーザーがアクションを実行できるリソースを制御します。例えば、バッチ承認を使用して、ユーザーの承認されたアクションを取得し、そのリストに基づいてアクションボタンを有効にするように UX をカスタマイズできます。さらに、デベロッパーは、1 つのユーザーアクションで複数の承認チェックが必要な場合にバッチ承認を使用して、1 回の API コールで複合承認を行うことができます。例えば、フォルダ間でファイルを移動するには、removeFile と addFile の承認が必要です。 

この機能は、現在 Amazon Verified Permissions が提供されているすべての AWS リージョンでご利用いただけます。バッチ承認の API コールの料金は、1 つの承認の API コールの料金と同じです。 詳細については、Verified Permissions ユーザーガイド料金ページをご覧ください。