投稿日: Nov 20, 2023

Outposts 向けの Amazon CloudWatch メトリクスである IfTrafficIn と IfTrafficOut を使用して、Outposts ラックのサービスリンク仮想インターフェイス (VIF) とローカルネットワークデバイスの間のネットワークスループットをモニタリングできるようになりました。Outposts ラックのサービスリンク VIF では、Outposts とローカルネットワークデバイスの間に IP 接続と BGP セッションを確立して、サービスリンク接続を行います。

今回の機能強化により、CloudWatch を使用して Outposts ラックのサービスリンク VIF とローカルネットワークデバイス間でインバウンド方向とアウトバウンド方向に転送されるデータの量をモニタリングできるようになりました。これらのメトリクスにより、ネットワークの使用状況を可視化し、ローカルネットワークの問題をトラブルシューティングできます。また、これらのメトリクスをローカルゲートウェイ VIF の既存のスループットメトリクスと組み合わせることで、ネットワークチームはローカルネットワークインフラストラクチャの帯域幅要件を包括的に把握して、Outposts との間のトラフィックをサポートできます。CloudWatch でサービスリンク VIF とローカルゲートウェイ VIF 両方の IfTrafficIn メトリクスと IfTrafficOut メトリクスにアクセスできます。

サービスリンク VIF のスループットに関する CloudWatch メトリクスは、AWS GovCloud (米国) を除く、Outposts ラックが提供されているすべての AWS リージョンでご利用いただけます。

詳細については、ドキュメントの「CloudWatch metrics for AWS Outposts」をご覧ください。