投稿日: Nov 20, 2023

本日より、お客様は、AWS Systems Manager の機能の 1 つである Incident Manager を使用して、インシデントの考えられる根本原因を特定できるようになりました。アラームまたはイベントによってインシデントがトリガーされると、Incident Manager によって、影響を受けたリソースを含んでいて、インシデントの原因である可能性が高い最近の AWS CloudFormation デプロイと AWS CodeDeploy デプロイが特定されます。インシデント対応担当者は、デプロイの詳細とデプロイへの直接リンクを確認できるため、根本原因を迅速に診断して、平均解決時間 (MTTR) を短縮できます。

インフラストラクチャとアプリケーションコードの変更は、アプリケーションの可用性とパフォーマンスの問題で最もよくある原因の 1 つです。今回のリリースにより、インシデント対応担当者は、考えられる根本原因を調査するために必要な重要な情報を得ることができます。例えば、CloudFormation スタックが更新され、ビジネスに不可欠な Lambda 関数に割り当てられるメモリの量が減ると、呼び出しエラーが発生し、Incident Manager からオンコールエンジニアに通知される場合があります。このような場合、根本原因であるスタックの更新がインシデントで強調表示されるため、オンコールエンジニアは問題をすばやく調査して解決できます。

Incident Manager のお客様は、この機能を追加料金なしでご利用いただけます。Incident Manager の詳細については、製品ページをご覧ください。新しい機能の使用を開始するには、こちらのドキュメントをご覧ください。Incident Manager の料金については、料金ページをご覧ください。Incident Manager を利用できるリージョンについては、「Incident Manager endpoints and quotas」をご確認ください。