投稿日: Dec 28, 2023

Amazon Elastic Kubernetes Service (EKS) は、クラスター関連の健全性の問題を EKS コンソールと API に表示するようになりました。これにより、管理者はクラスターの状態をより詳細に把握できるようになりました。お客様はクラスターの健全性に関する情報を活用することによって、クラスターの問題を迅速に診断、トラブルシューティング、修正できるため、より最新かつ安全なアプリケーション環境を実行できるようになります。

EKS クラスターの健全性は、IAM ロールや EC2 サブネットなどのクラスターインフラストラクチャの設定を担当するお客様と AWS が共同で責任を負います。基盤となるインフラストラクチャまたは設定に問題が発生すると、EKS クラスターに障害が発生し、EKS が更新を適用できなくなったり、お客様が新しい Kubernetes バージョンにアップグレードできなくなったりする可能性があります。EKS クラスターの健全性に関する問題には、理由コードと問題の解決方法の説明が詳細に表示されるようになりました。これにより、管理者がインフラストラクチャの健全性の問題のトラブルシューティングに費やす時間が短縮され、安全な Kubernetes 環境の運用が容易になります。

お客様は、EKS が利用可能なすべての AWS リージョンで AWS コンソール、CLI、言語 SDK を使用して、新規または既存のクラスターの状態を確認できます。ステータスコードや解決方法などの詳細については、EKS のドキュメントをご覧ください。