投稿日: Dec 1, 2023
本日、FreeRTOS では、モノのインターネット (IoT) デバイスのシステム更新プロセスを簡単に構成およびカスタマイズできる、モジュール式で構成可能な無線更新 (OTA) ライブラリの提供を発表しました。FreeRTOS OTA ライブラリを使用することで、リモートファームウェアの更新タスクをシームレスに処理できる接続製品を迅速に構築できます。これにより、デバイスフリートを最新の状態に管理および維持できます。今回の更新では、FreeRTOS のオープンソース OTA ライブラリを小さなバッチで構成できるようになり、ベースコードの変更が必要な大規模なライブラリを使用する場合と比較して、柔軟性が向上しました。例えば、デプロイした IoT デバイスの運用上の整合性と継続性を維持するために、まずデバイスが「安全」または「コミッショニング」モードであることを要求し、その後にソフトウェア更新メッセージを受け入れて処理するようにモジュール式の FreeRTOS ライブラリを構成できるようになりました。
FreeRTOS は、マイクロコントローラとマイクロプロセッサ向けのオープンソースのクラウドニュートラルなリアルタイムオペレーティングシステムであり、高速で信頼性と応答性の高いカーネルを提供するため、クラウド接続された IoT デバイスの設計と開発が容易になります。FreeRTOS のソースコードは GitHub と FreeRTOS のウェブサイトからダウンロードできます。
FreeRTOS OTA ライブラリの詳細については、FreeRTOS OTA のページをご覧ください。使用を開始するには、新しい OTA リファレンスデモをご覧ください。