投稿日: Feb 1, 2024

本日、AWS は、デベロッパーが Windows および macOS で Linux コンテナをビルド、実行、公開できるようにするオープンソースのコマンドラインツールである Finch の Windows サポートの一般提供を発表しました。Finch は、最小限のネイティブクライアントと厳選されたオープンソースコンポーネントをバンドルすることで、コンテナ開発を簡素化します。これにより、デベロッパーは複雑な仕組みを管理する手間をかけることなく、コンテナを構築し、管理できます。

2022 年 11 月に Finch を初めて発表して以来、AWS はローカルコンテナ開発の効率向上と開発者のコンテナレジストリ管理の簡素化において大きな進歩を遂げてきました。Finch を使用すると、シームレスな環境変数パススルーによって Docker コマンドをすぐに実行できるようになるほか、Amazon Elastic Container Registry (Amazon ECR) 認証情報ヘルパーを統合することで、AWS のお客様の認証情報管理を合理化できます。また、Finch を AWS Cloud Development Kit (AWS CDK) と統合することでコンテナイメージの効率的な構築が促進され、お客様は画像アセットを必要とする AWS CDK スタックを構築できるようになります。さらに、Finch には永続ディスクサポートが備わっており、アップグレード中も作業を確実に保護できます。Windows と macOS の両方に対応したことにより、お客様は両方のオペレーティングシステム間で、Finch の同じコマンドラインデベロッパーツールを利用できるようになりました。

Finch ウェブサイトの「Getting Started」セクションを参照して、Windows でのローカルコンテナ開発用に Finch の使用を開始してください。Windows に Finch をインストールするには、お使いのシステムで WSL2 が有効になっていることを確認してください。詳細については、AWS ブログの記事をお読みください。