投稿日: Apr 29, 2024

AWS GovCloud (米国) リージョンで Amazon CloudWatch Lambda Insights をご利用いただけるようになりました。Lambda Insights を使用すると、AWS Lambda 関数のパフォーマンスを監視、トラブルシューティング、および最適化できます。Lambda 関数のパフォーマンスと正常性を要約した自動ダッシュボードにアクセスして、メモリリークや新しい関数バージョンによって引き起こされるパフォーマンスの変化などの問題を可視化できます。 

Lambda Insights では、複数関数ビューを使用して、計算、メモリ割り当て、関数の継続時間が時間の経過とともにどのように変化するかを理解し、Lambda 関数の使用率を最適化できます。名前またはタグで関数をフィルタリングできます。タグでフィルタリングすると、特定の CloudFormation スタックに属する関数のみを表示するなどの操作を行えます。また、単一関数ビューを使用して詳細を調べ、個々のリクエストの問題をトラブルシューティングできます。さらに、Lambda の問題の根本原因を簡単にトラブルシューティングするために、関数ログを分析するための CloudWatch Logs Insights やトレースの依存関係を分析するための CloudWatch ServiceLens などの AWS のサービスと統合してご利用いただけます。

Lambda Insights を使い始めるのは簡単です。AWS Lambda コンソールを 1 回クリックしてオプトインするだけで、Lambda 関数から詳細なパフォーマンスメトリクス、ログ、メタデータの収集を開始できます。あるいは、AWS CLI または CloudFormation を使用して Lambda Insights を有効にします。CloudWatch Lambda Insights は現在 AWS GovCloud (米国西部) リージョンと AWS GovCloud (米国東部) リージョンでご利用いただけます。料金は、メトリクスとログに使用した分についてのみ発生します。料金の例については、Amazon CloudWatch の料金ページをご覧ください。Lambda Insights の詳細については、ドキュメントを参照してください。