投稿日: Apr 26, 2024

お客様は AWS CloudFormation StackSets を使用して、組織全体または組織単位 (OU) でデフォルトポリシーを作成および管理できるようになりました。デフォルトポリシーは、お客様の既存のバックアップメカニズムと連携して機能し、EBS ベースの AMI とインスタンスとボリュームの EBS スナップショットのみが作成され、最新のバックアップは作成されません。これにより、管理者は重複バックアップを作成したり、管理オーバーヘッドやコストを増大させたりすることなく、すべてのメンバーアカウントの包括的なバックアップ保護を実現できます。 

リージョン内のインスタンスやボリュームを対象とする Amazon Data Lifecycle Manager のデフォルトポリシーにより、最近バックアップされていないリソースのバックアップの作成と保持を自動化できます。お客様は、ボリュームタイプ、リソースタグ、ブートボリュームなどの除外パラメータを指定することで、重要ではないワークロードを除外するようにデフォルトポリシーを設定することができます。CloudFormation StackSets と提供されているサンプルテンプレートにより、管理者はすべての AWS リージョンとすべてのメンバーアカウントのデフォルトポリシーを簡単に作成および管理して、それらすべてが組織のバックアップ要件に確実に準拠するようにすることができます。

Amazon Data Lifecycle Manager のデフォルトポリシーと CloudFormation StackSets のサンプルテンプレートは、すべての AWS リージョンでご利用いただけます。これらのポリシーの作成と管理に費用はかかりません。作成した EBS スナップショットのストレージ料金のみをお支払いいただきます。

「EBS スナップショットと EBS ベースの Amazon マシンイメージ (AMI) のデフォルトポリシーを作成および管理する」ための CloudFormation StackSets サンプルテンプレートが、AWS マネジメントコンソール、AWS SDK、または AWS コマンドラインインターフェイス (CLI) でご利用いただけるようになりました。この機能について詳しくは、ブログ記事ドキュメントをご覧ください。