投稿日: Apr 15, 2024

Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) Custom for Oracle が新たに Oracle Database Standard Edition 2 (SE2) をサポートするようになりました。これは、基盤となるオペレーティングシステムやデータベース環境へのアクセスを必要とするレガシーアプリケーション、カスタムアプリケーション、およびパッケージアプリケーション向けのマネージド型データベースサービスです。

Oracle Database バージョン 12.1.0.2、12.2.0.1、18c、および 19c 用に SE2 ベースの Amazon RDS Custom for Oracle インスタンスをデプロイできます。さらに、Oracle 19c データベースバージョンの 1 から 3 個のプラガブルデータベース (PDB) をホストする Oracle Multitenant コンテナデータベース (CDB) をデプロイすることもできます。PDB ライセンスの Oracle ポリシーには、「Oracle Database 19c now supports up to 3 pluggable databases (PDBs) per container database (CDB) without requiring additional multitenant license (Oracle Database 19c はコンテナデータベース (CDB) あたり最大 3 個のプラガブルデータベース (PDB) をサポートします。追加のマルチテナントライセンスは不要です)」と記載されています。 上記がお客様のユースケースに該当するかどうかの判断は、お客様の法務チームにお尋ねください。

SE2 ベースの Amazon RDS Custom for Oracle DB インスタンスを作成するには、まず SE2 データベースのインストールメディアファイルを提供し、AWS マネジメントコンソールで Standard Edition 2 を選択するか、AWS コマンドラインインターフェイス (AWS CLI) で custom-oracle-se2 または custom-oracle-se2-cdb エンジンのバージョンを指定して、カスタムエンジンバージョン (CEV) を構築します。

Amazon RDS Custom for Oracle は、Oracle Database Enterprise Edition (EE) の既存のサポートに加えて SE2 をサポートしています。SE2 と EE はどちらも、Bring Your Own Media (BYOM) モデルでのみ使用できます。

RDS Custom for Oracle の詳細については、Amazon RDS Custom for Oracle ユーザーガイドをご覧ください。また、料金の詳細、インスタンスタイプ、および利用可能なリージョンについては、Amazon RDS Custom 料金に関する資料を参照してください。