投稿日: Apr 23, 2024

Amazon RDS (リレーショナルデータベースサービス) Performance Insights で、リソースを大量に消費する SQL クエリのクエリ実行プランを Amazon RDS for SQL Server で収集し、長期にわたって保存するようになりました。これは、クエリ実行プランの変更がパフォーマンスの低下やクエリの停止の原因であるかどうかを特定するのに役立ちます。

クエリ実行計画とは、リレーショナルデータベース管理システム (RDBMS) 内のデータにアクセスするためにデータベースエンジンが使用する一連のステップのことです。RDBMS のクエリオプティマイザは、特定のクエリを実行する一連の代替方法の中から常に最適な実行プランを選択するとは限りません。そのため、データベースユーザーは、パフォーマンスを向上させるために計画を手動で調べて調整する必要がある場合があります。この機能により、複数のプランで SQL クエリを視覚化し、それらを比較できます。SQL クエリのパフォーマンスの変化が、別のクエリ実行プランによるものであるかどうかを 1 分以内に判断することができます。

Amazon RDS Performance Insights はデータベースパフォーマンスのチューニングとモニタリングを行う RDS の機能の 1 つで、データベースの負荷を視覚的に評価し、いつどこに措置を講じたらよいかを判断するのに役立ちます。Amazon RDS マネジメントコンソールから 1 回クリックするだけで、フルマネージド型のパフォーマンスモニタリングソリューションを Amazon RDS データベースに追加できます。

RDS Performance Insights およびこの機能は、Amazon RDS が利用可能なすべての AWS リージョンで利用できます。RDS Performance Insights について詳しくは、Amazon RDS ユーザーガイドをご覧ください。