投稿日: Apr 18, 2024

Trusted Language Extensions for PostgreSQL (pg_tle) は、既存の認証プロセスに対して追加のチェックを実行できるクライアント認証フックをサポートするようになりました。これにより、データベースのセキュリティ体制を強化できるようになります。フックとは、PostgreSQL の主要機能を拡張するためにデベロッパーが利用できる内部コールバックメカニズムのことです。フックを使用することで、デベロッパーは、さまざまなデータベース操作で使用する独自の関数や手順を実装できます。

このリリースには、RDS DB インスタンス上のすべてのデータベースにわたるパスワードチェックや、TOAST をサポートするための拡張カスタムデータ型など、pg_tle のその他の更新も含まれています。クライアント認証フック、パスワードチェック、拡張カスタムデータ型のサポートは、該当するすべての AWS リージョンで、PostgreSQL 16.2-R2 以降、15.6-R2 以降、14.11-R2 以降、13.14-R2 以降を実行している Amazon RDS のデータベースインスタンスで利用できます。pg_tle の使い方の詳細については、ドキュメントをご覧ください。

Amazon RDS for PostgreSQL を使用すると、クラウドにデプロイした PostgreSQL を簡単にセットアップ、運用、スケールできます。料金の詳細や利用できるリージョンについては、Amazon RDS for PostgreSQL の料金を参照してください。フルマネージド型 Amazon RDS データベースは、Amazon RDS マネジメントコンソールで作成または更新してください。