投稿日: Apr 18, 2024

本日、Amazon Simple Queue Service (SQS) は、AWS GovCloud (米国) リージョンにおける、FIFO キュー向けのデッドレターキューのリドライブのサポートを発表しました。デッドレターキューのリドライブは、Amazon SQS のお客様向けにデッドレターキュー管理の利便性を向上させるための拡張機能です。Amazon SQS は、標準のデッドレターキューから標準のソースキューまたは標準のカスタム宛先キューへのメッセージのリドライブを既にサポートしています。SQS のお客様は、FIFO デッドレターキューから FIFO ソースキューまたは FIFO カスタム宛先キューへのメッセージのリドライブも行えるようになりました。 

イベント駆動型アーキテクチャの分散システムの利用者が増えていることで、アプリケーションの効率性、スケーラビリティ、信頼性が向上しています。分散システムでは、キューから受信するメッセージをコンシューマーが正常に消費できないなど、エラーが発生することがあります。このようなエラーが発生した場合、Amazon SQS は消費されていないメッセージをデッドレターキューに移動します (設定されている場合)。これにより、正常に消費されていないメッセージを調査し、メッセージを失うことなくアプリケーションの障害をデバッグすることができます。SQS のお客様は、SQS コンソール、AWS SDK、または CLI を使用して、メッセージをデッドレターキューから FIFO キューに移動できます。 

FIFO 向けのデッドレターキューのリドライブを使い始めるには、SQS ドキュメントを参照して、SQS コンソール、AWS SDK、CLI を使用してメッセージをリドライブする方法の詳細をご確認ください。デッドレターキューの設定の詳細については、Amazon SQS のデッドレターキューの設定ページをご覧ください。

FIFO キュー向けのデッドレターキューのリドライブは、Amazon SQS が利用可能なすべての AWS リージョンで利用できます。