投稿日: Apr 5, 2024

Amazon VPC CNI のタグベースのサブネット検出機能を利用して、運用を複雑化せずに、Amazon Elastic Kubernetes Service (EKS) クラスターを IPv4 アドレススペース内でスケールできるようになりました。この新しいデフォルトモードでは、Kubernetes ポッド IP アドレスの割り当てが、Amazon Virtual Private Cloud (VPC) 内にある、タグ付けされた利用可能なすべてのサブネットから行われます。

Amazon EKS を使用してアプリケーションをモダナイズする場合は、IPv4 アドレススペースの消費量を最適化して、VPC CIDR や EKS ポッド用にプロビジョニングされたサブネットを最大限に活用する方法が必要になることがあります。Amazon VPC CNI ベースの自動サブネット検出を活用してポッド IP 割り当てを行い、定義されたサブネット内で IP アドレスを動的に割り当てて、ネットワーク設定を合理化できるようになりました。サブネットにタグ付けして、既存の EKS クラスターネットワーク設定にシームレスに統合できます。タグ付けすると、利用可能な IP アドレススペースを持つ新しい VPC サブネットが Amazon VPC CNI によって自動的に検出され、それらを使用して、EKS クラスター内の Kubernetes ポッドに IP アドレスが割り当てられます。

Amazon VPC CNI バージョン 1.18.0 以降、Amazon EKS が運用されているすべてのリージョンで、強化されたサブネット検出が利用できるようになりました。詳細についてはローンチブログを確認し、使用を開始するには Amazon EKS ドキュメントを参照してください。