投稿日: Apr 30, 2024

AWS HealthOmics のプライベートワークフローで、ワークフローに合わせて動的にスケールするファイルシステムがサポートされるようになったことを発表します。AWS HealthOmics は、医療機関やライフサイエンス組織がオミクスデータを保存、クエリ、分析し、健康状態の改善や科学的発見の促進のために洞察を得られるようにするフルマネージド型サービスです。今回のリリースにより、お客様は静的および動的のどちらかの実行ストレージのオプションを選択できるようになりました。

動的実行ストレージは、プライベートワークフローの実行中にファイルシステムの使用状況に基づいてストレージを自動的にスケールアップしたり、スケールダウンしたりして、ワークフローに常に十分なストレージがプロビジョニングされるようにします。ワークフローのスタートアップ時間を短縮できるので、迅速に実行する必要がある小規模なワークフローにも、新しいワークフローのプロトタイピング中の反復的な開発サイクルにも最適です。

動的実行ストレージ は、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (フランクフルト、アイルランド、ロンドン)、アジアパシフィック (シンガポール)、イスラエル (テルアビブ) の AWS HealthOmics リージョンでサポートされています。動的実行ストレージの使用を開始するには、AWS HealthOmics ドキュメントの「Running Workflows (ワークフローの実行)」セクションを参照してください。