AWS AppSync Events がチャネル名前空間のデータソース統合のサポートを開始
本日より、接続を完全に管理できるサーバーレス WebSocket API のフルマネージド型サービスである AWS AppSync Events が、チャネル名前空間のデータソース統合をサポートするようになりました。この新機能により、デベロッパーは AWS Lambda 関数、Amazon DynamoDB テーブル、Amazon Aurora データベース、およびその他のデータソースをチャネル名前空間ハンドラーに関連付けて、公開されたイベントやサブスクリプションリクエストを処理できます。デベロッパーはコードを記述せずに Lambda 関数に直接接続し、リクエスト/レスポンスモードとイベントモードの両方を同期および非同期操作で活用できるようになりました。
これらの新機能により、デベロッパーは Lambda 関数を使用して公開されたイベントを変換およびフィルタリングすることで高度なイベント処理ワークフローを作成したり、DynamoDB 用の新しい AppSyncJS バッチユーティリティを使用してイベントのバッチを DynamoDB に保存したりできます。この統合により、複雑でインタラクティブなフローが可能になり、デベロッパーはデータ検証、イベント変換、イベントの永続的な保存などの機能を備えた豊富なリアルタイムアプリケーションを簡単に構築できます。この機能強化により、リアルタイムアプリケーションのアーキテクチャが簡素化され、フロントエンドウェブ開発およびモバイル開発にかかる時間と運用オーバーヘッドが大幅に削減されます。
この機能は、AWS AppSync が提供されているすべての AWS リージョンで利用できるようになり、世界中のデベロッパーがこの強力な新しい統合機能を活用できるようになりました。また、Powertools for AWS Lambda の新しい AppSync Events 統合機能も利用できるようになったため、Lambda 関数を簡単に記述できるようになりました。
AWS AppSync Events とチャネル名前空間の統合の詳細については、リリースに関するブログ記事、AWS AppSync のドキュメント、および Powertools for Lambda のドキュメント (TypeScript、Python、.NET) を参照してください。これらの新機能を使い始めるには、AWS AppSync コンソールにアクセスします。