Amazon EC2 I8g インスタンスが AWS 米国東部 (オハイオ) リージョンで利用可能に

投稿日: 2025年9月10日

AWS は、米国東部 (オハイオ) リージョンで Amazon EC2 ストレージ最適化 I8g インスタンスの一般提供を発表しました。I8g インスタンスは、ストレージを大量に消費するワークロードに対して Amazon EC2 で最高のパフォーマンスを提供します。I8g インスタンスは AWS Graviton4 プロセッサを搭載しており、前世代の I4g インスタンスと比較してコンピューティングパフォーマンスが最大 60% 向上しています。I8g インスタンスは、最新の第 3 世代 AWS Nitro SSD を使用します。ローカル NVMe ストレージは、TB あたりのリアルタイムストレージパフォーマンスを最大 65% 向上させながら、ストレージ I/O レイテンシーを最大 50% 低減、ストレージ I/O レイテンシーの変動性を最大 60% 低減します。これらのインスタンスは、CPU 仮想化、ストレージ、ネットワーク機能を専用のハードウェアとソフトウェアにオフロードして、ワークロードのパフォーマンスとセキュリティを強化する AWS Nitro System 上に構築されています。

Amazon EC2 I8g インスタンスは、ストレージからの高速なデータアクセスとリアルタイムのレイテンシーを必要とする I/O 集約型のワークロード向けに設計されています。これらのインスタンスは、MySQL、PostgreSQL、Hbase や、Aerospike、MongoDB、ClickHouse、Apache Druid などの NoSQL ソリューションを含む、トランザクション、リアルタイム、分散データベースの処理に優れています。また、Apache Spark などのリアルタイム分析プラットフォーム、データレイクハウス、AI の LLM のトレーニング前処理にも最適化されています。I8g インスタンスには、10 種類のサイズ (うち 1 つはベアメタル) があり、最大 48xlarge、1.5 TiB のメモリ、45 TB のローカルインスタンスストレージが利用できます。最大 100 Gbps のネットワークパフォーマンス帯域幅と、Amazon Elastic Block Store (EBS) 向けの 60 Gbps の専用帯域幅を提供します。

詳細については、EC2 I8g のページを参照してください。