AWS Clean Rooms が AWS Entity Resolution を使用した差分ベースの ID マッピングに対応

投稿日: 2025年9月26日

AWS Clean Rooms では、AWS Entity Resolution を使用したルールベースの ID マッピングワークフローにおいて差分処理がサポートされるようになりました。これにより、AWS Clean Rooms のプライバシー保護機能を使用しながら、共同作業者のデータセット間でリアルタイムのデータ同期を実行できます。今回のリリースにより、Clean Rooms のコラボレーション内で ID マッピングテーブルを更新する際に、前回の分析以降に追加、変更、または削除されたレコードのみを入力できるようになりました。データを一緒に扱う共同作業者は、AWS Entity Resolution でルールベースの ID マッピングワークフローの差分処理を有効にしてから、コラボレーション内の既存の ID マッピングテーブルを更新できます。例えば、広告効果測定を行う会社は、広告主や出版社と協力してコラボレーション内でオフラインの購入データを最新の状態に保つことができます。これにより、キャンペーンの効果を途切れなく測定し、コストを削減し、共同作業者全員のプライバシーを保護できます。

AWS Entity Resolution は AWS Clean Rooms にネイティブに統合され、お客様とパートナーが関連する顧客記録をより簡単に準備、照合できるようになりました。ルールベースまたはデータサービスプロバイダーベースの照合を使用すると、広告キャンペーンの計画、ターゲティング、および測定を強化するためのデータ照合を改善できます。AWS Clean Rooms を利用できる AWS リージョンの詳細については、AWS リージョン表をご覧ください。AWS Clean Rooms の詳細については、AWS Clean Rooms をご覧ください。