AWS IoT SiteWise で異常検出モデルの再トレーニングのサポートを開始
投稿日:
2025年9月10日
本日、AWS は AWS IoT SiteWise のネイティブ異常検出の新機能を発表しました。このリリースには、モデルの自動再トレーニング、柔軟なプロモーションモード、モデルメトリクスの公開が含まれており、これらはすべて異常検出機能を強化する目的で設計されています。
自動再トレーニング機能により、最小 30 日間から最大 1 年までのスケジュールに基づいてモデルを自動的に再トレーニングできるため、モデルを手動で再トレーニングする必要がなくなります。この機能を使用すると、機器の状態や設定が変化されてもモデルが最新の状態に保たれるため、時間が経過しても最適なパフォーマンスを維持できます。
さらに、柔軟なプロモーションモードにより、サービスが管理するモデルプロモーションとお客様が管理するモデルプロモーションのいずれかを選択できます。自動プロモーションにより、AWS IoT SiteWise では、お客様が操作しなくてもパフォーマンスの最も高いモデルを評価してプロモートできます。一方、手動プロモーションでは、有効にするモデルバージョンを決定する前に、適合率、再現率、ROC 曲線下面積 (AUC) などの公開されているモデルメトリクス全体を確認できます。この柔軟性により、自動アプローチと人間による監視アプローチのいずれかを選択できます。
多変量異常検出は、AWS IoT SiteWise が提供されている米国東部 (バージニア北部)、欧州 (アイルランド)、アジアパシフィック (シドニー) の AWS リージョンで利用できます。詳細については、ローンチブログとユーザーガイドをご覧ください。