Amazon CloudWatch Database Insights が RDS for SQL Server 向けのオンデマンド分析を提供
Amazon CloudWatch Database Insights では、オンデマンドの分析機能が RDS for SQL Server データベースエンジンで利用可能になりました。CloudWatch Database Insights は、データベースメトリクス、クエリ分析、リソース利用パターンを包括的に可視化することで、データベース管理者や開発者がデータベースのパフォーマンスを最適化するのに役立つモニタリングと診断のソリューションです。この機能を使用すると、選択した期間中のパフォーマンスのボトルネックを機械学習モデルを活用して特定し、次に何をすべきかアドバイスを得られます。
以前は、データベース管理者はパフォーマンスデータを手動で分析し、メトリクスを相関付け、根本原因を調査する必要がありました。このプロセスには時間がかかり、データベースに関する深い専門知識が必要です。今回のリリースにより、自動化されたインテリジェンスを使用して任意の期間のデータベースパフォーマンスモニタリングデータを分析できるようになりました。この機能は、選択した期間を通常のベースラインパフォーマンスと自動的に比較し、異常を特定し、具体的な改善アドバイスを提供します。直感的な視覚化とわかりやすい説明により、パフォーマンスの問題をすばやく特定し、解決のためのステップバイステップのガイダンスを得ることができます。この自動化された分析と推奨のシステムにより、平均診断時間を数時間から数分に短縮できます。
この機能は、RDS サービスコンソール、AWS API、AWS SDK、AWS CloudFormation を使用して RDS for SQL Server データベースで CloudWatch Database Insights のアドバンストモードを有効にすることで使用開始できます。Database Insights が利用できるリージョン、エンジン、インスタンスクラスについては、RDS のドキュメントと Aurora のドキュメントをご確認ください。