AWS Direct Connect に適した用途

AWS Direct Connect を使えば、AWS リージョンのすべての AWS リソースに接続できます。インターネットサービスプロバイダーをバイパスし、ネットワークの混雑を排除して、ビジネスクリティカルなデータをデータセンター、オフィス、コロケーション環境と AWS 間で直接転送できます。さらに、AWS Direct Connect はシンプルな従量課金制で最低料金はなく、使用したネットワークポートと、AWS リージョンから AWS Direct Connect を使って送信したデータに対してのみ料金が発生するため、大幅にネットワーキングコストを削減できます。

以下のように、AWS Direct Connect が望ましいいくつかのユースケースがあります。

大規模なデータセットの使用: インターネットを介した大規模なデータセット転送には、多くの時間やコストがかかる場合があります。お客様が普通の企業であれば、ウェブ​​やEメールのニーズを満たすのに十分な帯域幅を調達し、そしてインターネット接続を企業全体で共有しているでしょう。クラウドを使用する場合、ビジネスクリティカルなネットワークトラフィックが他のインターネット利用と帯域幅を競合しているため、大規模なデータセットの転送が遅いことにお気付きだと思います。データ転送に要する時間を短縮するには、インターネットサービスプロバイダーに依頼して帯域幅を増やすことができますが、これには高い契約更新料や一定期間の契約が必要なることが頻繁にあります。AWS Direct Connect を使えば、インターネットサービスプロバイダーをバイパスし、ネットワークの混雑を排除して、ビジネスクリティカルなデータを、データセンター、オフィス、またはコロケーション環境と AWS 間で直接転送することができます。さらに、AWS Direct Connect はシンプルな従量課金制で一定期間の契約もなく、接続で使用したネットワークポートおよび転送したデータに対してのみの支払いで、大幅にネットワークコストを削減することができます。

リアルタイムのデータフィード: リアルタイムのデータフィードを使用するアプリケーションでも AWS Direct Connect を使用する利点があります。例えば、ネットワークの待ち時間が一定である時に最適に機能する音声や動画などのアプリケーションです。インターネットは常にデータがポイント A から B に届く方法を変更するため、インターネット上におけるネットワークの待ち時間が異なります。AWS Direct Connect を使用すると、データがルーティングされる方法をお客様がコントロールできるため、インターネットベースの接続において、より一貫性あるネットワーク体験を提供することが可能となります。

ハイブリッド環境: AWS Direct Connect は、プライベート接続の使用を必要とする規制要件を満たすハイブリッド環境を構築するのに役立ちます。ハイブリッド環境では、AWS の伸縮性および経済的利益を、すでにお客様が所有している他のインフラストラクチャの活用能力に組み合わせることができます。

AWS Direct Connect の地理的リージョン

AWS Direct Connect は、世界中のロケーションでご利用いただけます。以下の表は AWS Direct Connect の地理的リージョンと、関連する AWS リージョンを示しています。

AWS Direct Connect の地理的リージョン名 AWS Direct Connect の地理的リージョン略号 AWS リージョン
北米 – 1 NA1 米国東部 (オハイオ)、米国東部 (バージニア)、米国西部 (北カリフォルニア)、米国西部 (オレゴン)、AWS GovCloud (米国西部)、AWS GovCloud (米国東部)
北米 – 2 NA2

カナダ (中部)

欧州 – 1 EU1

欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ロンドン)、欧州 (パリ)、欧州 (ストックホルム)

アジアパシフィック – 1 AS1

アジアパシフィック (東京)

アジアパシフィック – 2 AS2 アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (シンガポール)
アジアパシフィック – 3 AS3 アジアパシフィック (ムンバイ)
アジアパシフィック – 4 AS4 中国 (北京)、中国 (寧夏)
南米 – 1 SA1 南米 (サンパウロ)
オセアニア – 1 OC1 アジアパシフィック (シドニー)

AWS Direct Connect のロケーション

AWS Direct Connect は、世界中のロケーションでご利用いただけます。キャンパスの構成によっては、同一プロバイダーが運用するキャンパス内のデータセンターから、標準的なクロスコネクト経由で AWS Direct Connect にアクセスできます。以下は、すべての AWS Direct Connect のロケーションと、標準的なクロスコネクト経由で AWS Direct Connect にアクセス可能なキャンパスデータセンターのリストです。可用性をさらに高めるために、AWS では複数のロケーションを使用することをお勧めします。

お客様は、下記の AWS Direct Connect の任意のロケーション (中国を除く) から任意の AWS リージョンにアクセスできます。下の表の「Associated AWS Region」の列は、AWS マネジメントコンソールで特定の AWS Direct Connect のロケーションを見つけるためのデフォルトのリージョンです。Direct Connect Gateway およびグローバルパブリック仮想インターフェースを使用すると、選択したロケーションから他の AWS リージョンにアクセスできます。 

AWS Direct Connect ロケーションに設置機器がないお客様も、AWS パートナーネットワークのメンバーにサポートを依頼することにより AWS Direct Connect を利用できます。AWS Direct Connect を利用できるようお客様をサポートできる AWS の APN テクノロジーおよびコンサルティングパートナーの数は日々増加しています。これらの APN パートナーは、AWS Direct Connect ロケーションと、データセンター、オフィス、またはコロケーション環境間のネットワーク回線を確保するお手伝いをします。また、ハイブリッド環境の構築もサポートします。

AWS Direct Connect ロケーション AWS Direct Connect にアクセス可能なキャンパスロケーション 関連付けられている AWS リージョン AWS Direct Connect の地理的リージョン 論理冗長性サポート
GPX、ムンバイ、インド   アジアパシフィック (ムンバイ) アジアパシフィック – 3  
NetMagic DC2、バンガロール、インド   アジアパシフィック (ムンバイ) アジアパシフィック – 3  
Sify Rabale、ムンバイ、インド   アジアパシフィック (ムンバイ) アジアパシフィック – 3  
STT デリー DC2、インド   アジアパシフィック (ムンバイ) アジアパシフィック – 3  
STT GDC India Pvt.Ltd.VSB、チェンナイ、インド   アジアパシフィック (ムンバイ) アジアパシフィック – 3  
STT ハイデラーバード DC1、ハイデラーバード、インド   アジアパシフィック (ムンバイ) アジアパシフィック – 3  
KINX、ソウル、韓国   アジアパシフィック (ソウル) アジアパシフィック – 2  
LG U+ Pyeong-Chon Mega Center、ソウル、韓国   アジアパシフィック (ソウル) アジアパシフィック – 2  
Equinix SG2、シンガポール   アジアパシフィック (シンガポール) アジアパシフィック – 2  
Global Switch、シンガポール   アジアパシフィック (シンガポール) アジアパシフィック – 2  
GPX、ムンバイ、インド   アジアパシフィック (シンガポール) アジアパシフィック – 2  
iAdvantage Mega-i、香港   アジアパシフィック (シンガポール) アジアパシフィック – 2  
Menara AIMS、クアラルンプール、マレーシア   アジアパシフィック (シンガポール) アジアパシフィック – 2  
Equinix SY3、シドニー、オーストラリア Equinix SY1 – SY4、シドニー アジアパシフィック (シドニー) オセアニア – 1  
Global Switch SY6、シドニー、オーストラリア   アジアパシフィック (シドニー) オセアニア – 1  
NEXTDC C1、キャンベラ、オーストラリア   アジアパシフィック (シドニー) オセアニア – 1  
NEXTDC M1、メルボルン、オーストラリア   アジアパシフィック (シドニー) オセアニア – 1  
NEXTDC P1、パース、オーストラリア   アジアパシフィック (シドニー) オセアニア – 1  
アット東京 CC1 中央データセンター、東京、日本   アジアパシフィック (東京) アジアパシフィック – 1  
Chief Telecom LY、台北、台湾   アジアパシフィック (東京) アジアパシフィック – 1  
Chunghwa Telecom、台北、台湾   アジアパシフィック (東京) アジアパシフィック – 1  
Equinix OS1、大阪、日本   アジアパシフィック (東京) アジアパシフィック – 1  
Equinix TY2、東京、日本 Equinix TY2、TY6 – TY8、東京
アジアパシフィック (東京) アジアパシフィック – 1  
Equinix SV5、カリフォルニア州サンノゼ

Equinix SV1、SV5 & SV10、サンノゼ

AWS GovCloud (米国) 北米 – 1  
Allied 250 Front St W、トロント、カナダ   カナダ (中部) 北米 – 2  
Cologix MTL3、モントリオール、カナダ   カナダ (中部) 北米 – 2  
Cologix VAN2、バンクーバー、カナダ   カナダ (中部) 北米 – 2  
eStruxture、モントリオール、カナダ   カナダ (中部) 北米 – 2  
CIDS Jiachuang IDC、北京、中国   中国 (北京) アジアパシフィック – 4  
Sinnet Jiuxianqiao IDC、北京、中国   中国 (北京) アジアパシフィック – 4  
Industrial Park IDC、寧夏、中国   中国 (寧夏) アジアパシフィック – 4  
Shapotou IDC、寧夏、中国   中国 (寧夏) アジアパシフィック – 4  
CE Colo、プラハ、チェコ共和国   欧州中央 (フランクフルト) 欧州 – 1  
DigiPlex Ulven、オスロ、ノルウェー   欧州中央 (フランクフルト) 欧州 – 1  
Equinix AM3、アムステルダム、オランダ   欧州中央 (フランクフルト) 欧州 – 1  
Equinix FR5、フランクフルト、ドイツ Equinix FR4 & FR5、フランクフルト 欧州中央 (フランクフルト) 欧州 – 1  
Equinix HE6、ヘルシンキ、フィンランド   欧州中央 (フランクフルト) 欧州 – 1  
Equinix MU1、ミュンヘン、ドイツ Equinix MU1 & MU3、ミュンヘン 欧州中央 (フランクフルト) 欧州 – 1  
Equinix WA1、ワルシャワ、ポーランド   欧州中央 (フランクフルト) 欧州 – 1  
Interxion AMS7、アムステルダム、オランダ Interxion、アムステルダム 欧州中央 (フランクフルト) 欧州 – 1  
Interxion CPH2、コペンハーゲン、デンマーク   欧州中央 (フランクフルト) 欧州 – 1  
Interxion FRA6、フランクフルト、ドイツ Interxion、フランクフルト 欧州中央 (フランクフルト) 欧州 – 1  
Interxion MAD2、マドリード、スペイン Interxion、マドリード 欧州中央 (フランクフルト) 欧州 – 1  
Interxion STO1、ストックホルム、スウェーデン Interxion、ストックホルム 欧州中央 (フランクフルト) 欧州 – 1  
Interxion VIE2、ウィーン、オーストリア Interxion、ウィーン 欧州中央 (フランクフルト) 欧州 – 1  
Interxion ZUR1、チューリッヒ、スイス Interxion、チューリッヒ 欧州中央 (フランクフルト) 欧州 – 1  
IPB、ベルリン、ドイツ   欧州中央 (フランクフルト) 欧州 – 1  
Equinix ITConic MD2、マドリード、スペイン   欧州中央 (フランクフルト) 欧州 – 1  
Telehouse Voltaire、パリ、フランス   欧州中央 (フランクフルト) 欧州 – 1  
Digital Realty (英国) ドックランド、ロンドン、英国   欧州西部 (アイルランド) 欧州 – 1  
Eircom Clonshaugh、ダブリン、アイルランド   欧州西部 (アイルランド) 欧州 – 1  
Equinix DX1、ドバイ、アラブ首長国連邦   欧州西部 (アイルランド) 欧州 – 1  
Equinix LD5、スラウ、英国 Equinix LD4 – LD6、スラウ 欧州西部 (アイルランド) 欧州 – 1  
Etisalat Smart Hub Data Center、フジャイラ、アラブ首長国連邦   欧州西部 (アイルランド) 欧州 – 1  
Interxion DUB2、ダブリン、アイルランド Interxion、ダブリン 欧州西部 (アイルランド) 欧州 – 1  
Interxion MRS1、マルセイユ、フランス Interxion、マルセイユ 欧州西部 (アイルランド) 欧州 – 1  
Teraco CT1、ケープタウン、南アフリカ   欧州西部 (アイルランド) 欧州 – 1  
Teraco JB1、ヨハネスブルグ、南アフリカ   欧州西部 (アイルランド) 欧州 – 1  
Digital Realty (英国) ドックランド、ロンドン、英国   欧州西部 (ロンドン) 欧州 – 1  
Equinix LD5、スラウ、英国 Equinix LD4 – LD6、スラウ 欧州西部 (ロンドン)
欧州 – 1  
Equinix MA3、マンチェスター、英国   欧州西部 (ロンドン) 欧州 – 1  
Telehouse West、ロンドン、英国 Telehouse London Docklands、ロンドン 欧州西部 (ロンドン) 欧州 – 1  
Equinix PA3、パリ、フランス   欧州西部 (パリ) 欧州 – 1  
Interxion PAR7、パリ、フランス   欧州西部 (パリ) 欧州 – 1  
Telehouse Voltaire、パリ、フランス
  欧州西部 (パリ) 欧州 – 1  
Equinix SK1、ストックホルム、スウェーデン   欧州 (ストックホルム) 欧州 – 1  
Equinix RJ2、リオデジャネイロ、ブラジル   南米 (サンパウロ) 南米 – 1  
Equinix SP4、サンパウロ、ブラジル   南米 (サンパウロ) 南米 – 1  
Tivit、サンパウロ、ブラジル   南米 (サンパウロ) 南米 – 1  
Cologix COL2、オハイオ州コロンバス   米国東部 (オハイオ) 北米 – 1  
Cologix MIN3、ミネソタ州ミネアポリス   米国東部 (オハイオ) 北米 – 1  
CyrusOne West III、テキサス州ヒューストン CyrusOne West I – III、ヒューストン 米国東部 (オハイオ) 北米 – 1  
Equinix CH2、イリノイ州シカゴ Equinix CH1 – CH2 & CH4、シカゴ 米国東部 (オハイオ) 北米 – 1  
Netrality Properties 1102 Grand、ミズーリ州カンザス市   米国東部 (オハイオ) 北米 – 1  
QTS、イリノイ州シカゴ   米国東部 (オハイオ) 北米 – 1  

165 Halsey Street、ニュージャージー州ニューアーク

  米国東部 (バージニア) 北米 – 1  
CoreSite NY1、ニューヨーク州ニューヨーク
CoreSite NY1 & NY2、ニューヨーク 米国東部 (バージニア) 北米 – 1  
CoreSite VA1 、バージニア州レストン CoreSite VA1 & VA2 、レストンおよび CoreSite DC1 & VA2 、ワシントン D.C. 米国東部 (バージニア) 北米 – 1  
Digital Realty ATL1、ジョージア州アトランタ Digital Realty ATL1 & ATL2、アトランタ 米国東部 (バージニア) 北米 – 1  
Equinix DA2、テキサス州ダラス Equinix DA1 – DA3 & DA6、ダラス 米国東部 (バージニア) 北米 – 1  
Equinix DC2/DC11、バージニア州アッシュバーン* Equinix DC1 – DC6 & DC10 – DC12、アッシュバーン 米国東部 (バージニア) 北米 – 1  
Equinix MI1、フロリダ州マイアミ   米国東部 (バージニア) 北米 – 1  
CoreSite (以前のライトタワー) 、ペンシルベニア州、フィラデルフィア   米国東部 (バージニア)
北米 – 1  
Markley、One Summer Street、マサチューセッツ州ボストン   米国東部 (バージニア) 北米 – 1  
CoreSite LA1 、カリフォルニア州ロサンゼルス CoreSite LA1 (One Wilshire) 、 LA2 、および LA4 ロサンゼルス 米国西部(北カリフォルニア) 北米 – 1  
CoreSite SV2 、カリフォルニア州ミルピタス CoreSite SV1 – SV7 、サンタクララ 米国西部(北カリフォルニア) 北米 – 1
CoreSite SV4 、カリフォルニア州サンタクララ CoreSite SV1 – SV7 、サンタクララ 米国西部(北カリフォルニア) 北米 – 1  
Equinix LA3、カリフォルニア州エルセガンド Equinix LA1~LA4、エルセガンド 米国西部(北カリフォルニア) 北米 – 1  
Equinix SV5、カリフォルニア州サンノゼ Equinix SV1、SV5 & SV10、サンノゼ 米国西部(北カリフォルニア) 北米 – 1 あり、新接続用
PhoenixNAP、アリゾナ州フェニックス   米国西部(北カリフォルニア) 北米 – 1  
CoreSite DE1、コロラド州デンバー   米国西部 (オレゴン)
北米 – 1  
EdgeConneX、オレゴン州ポートランド
  米国西部 (オレゴン)
北米 – 1  
Equinix SE2、ワシントン州シアトル Equinix SE2 & SE3、シアトル 米国西部 (オレゴン) 北米 – 1  
Pittock Block、オレゴン州ポートランド   米国西部 (オレゴン) 北米 – 1  
Switch SUPERNAP 8、ネバダ州ラスベガス
  米国西部 (オレゴン) 北米 – 1  
TierPoint、ワシントン州シアトル   米国西部 (オレゴン) 北米 – 1  
あり、新接続用
あり、新接続用
あり、新接続用

*注: Equinix DC2 と DC11 は組み合わされて 1 つの AWS Direct Connect のロケーションを構成しています。Equinix DC2/DC11 ロケーションからの接続を注文する場合、その時点で利用可能なキャパシティーに応じて DC2 と DC11 のいずれかが選択されます。AWS が発行する認可書 (LOA) には、該当するミートミールーム (MMR) の配線の詳細が記載されます。

想定される使用目的と制約

このサービスのご利用には、アマゾン ウェブ サービスカスタマーアグリーメントが適用されます。

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