テープゲートウェイ

AWS の仮想テープにオンプレミスデータをバックアップしアーカイブする

テープゲートウェイは、既存のバックアップワークフローを変更することなく、オンプレミスの物理テープの使用から AWS の仮想テープに切り替えることができます。 テープゲートウェイは、すべての最新バックアップアプリケーションをサポートしています。仮想テープをオンプレミスでキャッシュすることで、低レイテンシーのデータアクセスを可能にします。テープゲートウェイは、データの安全なやり取りのために、ゲートウェイと AWS の間のデータを暗号化します。また、Amazon S3 と Amazon S3 Glacier、または Amazon S3 Glacier Deep Archive の間のデータを圧縮し仮想テープを送信して、ストレージコストの最小化を図ります。

AWS でテープをクラウド化する (3:43)

仕組み

テープゲートウェイの仕組み

メリット

物理テープライブラリが不要に

テープゲートウェイは、物理テープライブラリをエミュレートし、そのインフラストラクチャの管理に伴うコストや複雑性を取り除きます。耐久性についても、物理テープのそれより優れたものとなります。物理テープライブラリの購入、磁気テープメディアの操作、テープカートリッジの清掃、管理用リソースのデプロイなどを行う必要はありません。さらに、旧式の物理テープから次世代メディアに移行する際の多額の投資や管理作業も不要となります。テープゲートウェイが仮想テープを保存するのは、99.999999999% の耐久性を誇る Amazon S3、Amazon S3 Glacier、Amazon S3 Glacier Deep Archive といった AWS のサービスです。

管理の単純化

テープゲートウェイは、AWS Storage Gateway サービスが管理する S3 バケットに仮想テープを保存するため、自分で Amazon S3 ストレージを管理する必要はありません。テープゲートウェイは、すべての最新バックアップアプリケーションと統合可能です。そのため、これまで使用してきたバックアップやアーカイブのワークフローを何も変えることなく、クラウドストレージを使用したオンプレミスのバックアップやアーカイブを始めることができます。

総所有コストの低下

テープゲートウェイは、Amazon S3 の最安ストレージクラス、Amazon S3 Glacier、Amazon S3 Glacier Deep Archive で仮想テープを圧縮し、アーカイブして保存します。これにより、非常に低いコストで AWS クラウドに長期間データを保存することが可能になります。テープゲートウェイは、使用量に対してのみ料金が発生します。最低料金や初期費用は不要です。

セキュリティとコンプライアンスの実現

テープゲートウェイは、データセンターと AWS の間で転送されるデータと、クラウドに保管されるデータの両方に対して暗号化を施します。テープゲートウェイは、Write-Once-Read-Many (WORM) とテープ保持ロックをサポートしています。このことは、不正な、または誤った削除からデータを保護し、データの扱いに関する業界規制を遵守してコンプライアンスを徹底するのに役立ちます。また、HIPAA に対応し、PCI にも準拠しています。さらに、FIPS 140-2 準拠エンドポイントをサポートしているため、クラウドにある最も機密性の高いデータの保護も万全です。

ユースケース

AWS へのバックアップ

テープゲートウェイは、iSCSI ベースの仮想テープライブラリ経由でオンプレミスのバックアップアプリケーションにクラウドベースのストレージを提供します。バックアップアプリケーションからテープゲートウェイに直接データをバックアップすることが可能です。テープゲートウェイは、バックアップを AWS に非同期的にコピーします。バックアップストレージを必要に応じてオンプレミスでスケーリングでき、使用料は従量課金制となります。

AWS へのアーカイブ

災害対策や法令遵守のため、必要なデータをオフサイトでアーカイブして保存するのにもテープゲートウェイは役立ちます。 テープゲートウェイを使用すれば、磁気テープライブラリや物理テープを AWS のクラウドストレージに置き換えて、長期保存のニーズに対応することが可能です。

導入企業

Ryanair がテープゲートウェイでバックアップコストを 65% 削減

「今では、[AWS] コンソールでテープを出し入れするだけになりました。仕事が本当に楽になりました」

Paul Walsh 氏、シニアシステムエンジニア – Ryanair

南オレゴン大学がテープを AWS へのバックアップに置き換え

「テープにはいつも悩まされていて、ハードウェア障害、オフサイトのストレージコスト、定期的に必要なメンテナンスに何度も対応する必要があります。AWS Storage Gateway によって、最もコスト効率が高く、シンプルな代替方法を利用できるようになりました。両岸にあるデータセンターを使用して、災害復旧対策も確保できました」

Jesse Martinich 氏、インフラストラクチャサービスマネージャー – 南オレゴン大学

他の AWS Storage Gateway のお客様の声 »

テープゲートウェイの主なリソース

Tech Talk: AWS Storage Gateway – 煩瑣な物理テープ管理からの脱却 (46:20)
デモ: AWS テープゲートウェイが Amazon S3 Glacier Deep Archive をサポート (10:42)
re:Invent セッション: テープバックアップを AWS に移行すると、時間とコストの節約につながります (1:01:13)
Tech Talk: 30 分でテープバックアップから AWS に移行 (47:50)
re:Invent セッション: 1 時間以内にクラウドにバックアップ (1:00:32)
replace-tape-backup-with-cloud-storage

AWS プロジェクト: テープバックアップのクラウドストレージへの置き換え »

攻撃対策にサポートが必要なお客様は、 ガイダンスを参考に、テープゲートウェイの使用を開始するステップに従って、信頼されたバックアッププロセスを中断することなくテープを置き換えましょう。

サポートされているバックアップソフトウェア

テープゲートウェイによって、信頼されたバックアップソフトウェアをオンプレミスの Storage Gateway に簡単に設定できます。これによって Amazon S3 および Amazon S3 Glacier への接続が可能になり、安全な長期保存に必要なクラウドのスケーラビリティや耐久性を実現できます。既存の投資やプロセスを中断する必要はありません。多くのお客様は、市場で入手できる主要なバックアップソフトウェアツールを使った VTL 設定にテープゲートウェイを使用しています。

サポートされているバックアップ製品のバージョンやメディアチェンジャーの種類の一覧については、「Storage Gateway ユーザーガイド」を参照してください。

バックアップ製品で VTL ゲートウェイ設定をテストするには、こちらの「テープゲートウェイドキュメント」を参照してください。

テープゲートウェイに関するブログ記事

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