投稿日: Oct 23, 2017

Amazon Relational Database Service (RDS) for Oracle を使用する際に、R4、db.t2.xlarge、db.t2.2xlarge、および db.m4.16xlarge インスタンスタイプを起動できるようになりました。

R4 インスタンスは最新世代のメモリ最適化インスタンスであり、すべての旧世代のサイズと新しい 16xlarge インスタンスサイズを備えています。R4 インスタンスは、データ分析、メモリ内データベース、高パフォーマンスの本番稼働用ワークロードなど、メモリを集中的に使用し、レイテンシーの影響を受けるデータベースワークロード用に最適化されています。これらのインスタンスは、デュアルソケット Intel® Xeon® E5 Broadwell プロセッサ (2.3 GHz) を使用し、15.25 GiB〜488 GiB の DDR4 メモリと 2〜64 vCPU を提供します。R4 インスタンスは、Elastic Network Adapter (ENA) ベースの拡張ネットワーキングを備え、最大 25 Gbps のネットワーク帯域幅とストレージへの最大 14 Gbps の専用スループットをサポートします。

T2 インスタンスは、低コストのバースト可能な CPU パフォーマンスを提供します。db.t2.xlarge は 16 GiB のメモリと 4 vCPU を提供し、db.t2.2xlarge は 32 GiB のメモリと 8 vCPU を提供します。これらのインスタンスは、一定のベースライン CPU パフォーマンスと、必要に応じてより高い CPU パフォーマンスへのバースト (テストおよび開発者環境での小規模なデータベースワークロードなど) が要求されるワークロードに推奨されます。

M4 インスタンスには、コンピューティング、メモリ、およびネットワークリソースがバランスよく備わっています。db.m4.16xlarge インスタンスは、256 GiB のメモリと 64 vCPU を提供します。M4 インスタンスは、Elastic Network Adapter (ENA) ベースの拡張ネットワーキングを備え、最大 25 Gbps のネットワーク帯域幅とストレージへの最大 10 Gbps の専用スループットをサポートします。

旧世代の R3 またはより小さい T2 や M4 インスタンスでデータベースを実行している場合は、既存の DB インスタンスを変更することで、新しい R4 インスタンスクラスまたはより大きな T2 や M4 インスタンスサイズに容易にスケールアップできます。詳細については、Amazon RDS for Oracle のドキュメントを参照してください。

Amazon RDS for Oracle を利用すると、クラウドでの Oracle Database のデプロイを簡単に設定、運用、拡張できます。Amazon RDS for Oracle 用の R4、db.t2.xlarge、db.t2.2xlarge、および db.m4.16xlarge インスタンスクラスの利点の詳細については、DB インスタンスクラスのドキュメントを参照してください。これらのインスタンスクラスは、AWS GovCloud と Sinnet で運用されている BJS を除くすべてのリージョンの Oracle 11g および 12c でサポートされています。