投稿日: Oct 26, 2017

AWS Batch では、マネージド型コンピューティング環境で起動されたスポットインスタンスに自動伝播されるユーザータグがサポートされるようになりました。これにより、AWS Batch のお客様は、所有権の追跡、コスト計算の処理の向上、コンプライアンスプロトコルの導入、およびスポットインスタンスへのアクセス制御を IAM ポリシー経由で行いやすくなります。 

これまでは、AWS Batch で起動されたスポットインスタンスにタグを付ける場合、カスタムコードを記述して管理する必要がありました。新しいサポートにより、マネージド型コンピューティング環境の作成時にユーザータグを提供し、起動されたインスタンスに AWS Batch で自動的にタグ付けできるようになりました。

タグを使用すると、AWS リソースを目的、所有者、環境などさまざまな方法で分類することができます。これは、同じ型のリソースが多数ある場合に役立ちます。割り当てたタグに基づいて特定のリソースをすばやく識別できます。タグはそれぞれ、1 つのキーとオプションの 1 つの値で構成されており、どちらもお客様側が定義します。たとえば、アカウントの Amazon EC2 インスタンスに一連のタグを定義すると、各インスタンスの所有者とスタックレベルを追跡しやすくなります。

タグ付けは、AWS Batch がサポートされているすべてのリージョンで本日からサポートされます。詳細については、こちらをクリックしてください。

AWS Batch は現在、次のリージョンで利用できます。

  • 米国東部 (バージニア北部) us-east-1
  • 米国東部 (オハイオ) us-east-2 
  • 米国西部 (オレゴン) us-west-2 
  • 欧州 (アイルランド) eu-west-1 
  • 欧州 (ロンドン) eu-west-2 
  • 欧州 (フランクフルト) eu-central-1 
  • アジアパシフィック (東京) ap-northeast-1 
  • アジアパシフィック (シンガポール) ap-southeast-1 
  • アジアパシフィック (シドニー) ap-southeast-2

AWS Batch の詳細については、以下を参照してください。