投稿日: Nov 20, 2017

Amazon Redshift に導入されたショートクエリアクセラレーションにより、実行時間が短いクエリが高速化されます。ショートクエリアクセラレーションにより、パフォーマンスの向上と結果生成の高速化が実現し、クエリの実行時間が予測しやすくなりました。

レポート、ダッシュボード、インタラクティブな分析などの実行時間の短いクエリは、抽出、変換、ロード (ETL) 操作など実行時間の長いクエリの後のキューに入ると、遅れる可能性があります。ショートクエリアクセラレーションでは、機械学習を使用して、クエリの実行時間を予測し、実行時間の短いクエリを、より高速に処理するために高速 "ショートクエリ" キューに移動します。アクセラレーションはワークロードによって異なりますが、内部ワークロードに対するショートクエリのパフォーマンスが 3 倍向上したことが認められました。 

SQA は 3 つの簡単なステップで有効にできます。ステップ 1、クラスターパラメータグループを編集します。それには、コンソールのワークロード管理 (WLM) 設定に移動して、[編集] をクリックします。ステップ 2、[Enable short query acceleration] チェックボックスを選択します。ステップ 3、[保存] をクリックして、クラスターの SQA を有効にします。また、AWS コマンドラインインターフェイス (CLI) を使用して、SQA を有効にすることもできます。詳細については、関連ドキュメントを参照してください。

最新リリースでは、Amazon Redshift のお客様が、すべての AWS パブリックリージョンでショートクエリアクセラレーションを使用できます。