投稿日: May 30, 2018

トランスポートレイヤーセキュリティ (TLS) は、ネットワーク接続の暗号化向けの業界標準プロトコルの 1 つです。今後、Amazon Relational Database Service (RDS) for Oracle のすべてのエディションに対して暗号化接続を確立するために TLS バージョン 1.2 をご利用いただけるようになりました。

ご使用のデータベースインスタンス向けに TLS を有効にするには、SSL オプションをオプショングループに追加し、オプショングループを対象インスタンスに適用します。Oracle SSL オプションには、「1.0」、「1.2 または 1.0」、「1.2」の値が設定可能な「SQLNET.SSL_VERSION」と呼ばれる新しいオプションがあります。新しい SSL オプションに関して値を 1 つ指定する必要があります。すべての既存の SSL オプションは、値「1.0」でバックフィルされています。

現在、Oracle SSL オプションをオプショングループに追加するために任意のオートメーションを使用している場合には、今後、SQLNET.SSL_VERSION オプション設定を指定する必要があり、さもないと、API リクエストは拒否されることになります。

Amazon RDS for Oracle は、クラウドでの Oracle Database デプロイメントのセットアップ、運用、スケーリングを容易にします。Amazon RDS for Oracle により TLS を使用する方法の詳細については、ドキュメンテーションをご覧ください。ご利用いただけるリージョンについては、「RDS Oracle 料金表」にてご確認ください。