投稿日: Mar 25, 2019
AWS Database Migration Service (DMS) は、エンジンバージョン 3.1.3 の開始を発表しました。最新バージョンでは、Parquet ファイル形式に対応しており、データ変換機能が強化され、さまざまなデータレイクの機能強化が追加されています。移行も簡単になって、お客様にとっても効率的になりました。
いくつかの特徴を以下に示します。
1.データ変換機能の向上: DMS は新しく追加された変換機能を使用して、テーブルおよびスキーマの移行処理の新たな方法を提供します。これで、明示的な選択肢を使用して移行中にスキーマ、テーブル、列の名称を変更できます。また、Oracle ターゲットに作成するテーブルやテーブルインデックスのテーブルスペースの名前を指定したり、サポート対象のテーブルのプライマリーキーや一意のキーを更新したりできるようになりました。
2.Parquet ファイル形式に対応: Amazon S3 (S3) にデータを移行する際に、Apache Parquet (.parquet) を利用できます。これで、よりコンパクトなストレージと高速なクエリが実現します。新しい形式は、フルロードと変更データキャプチャ (CDC) の両方に対応します。
3.AWS KMS キーを使用した S3 オブジェクトの暗号化に対応: S3 および Amazon Redshift ターゲットにレプリケートする際に、カスタム AWS KMS キーを作成、使用して S3 でデータを暗号化できます。
4.S3 のタグ付けに対応: S3 オブジェクトのタグ付けにより、ストレージが整理しやすくなります。タスクとテーブルのマッピングルールの一部として、適切な JSON ルールを指定してタグ付けできます。
詳しくは、AWS DMS リリースノートを参照してください。最新の DMS レプリケーションエンジンの特徴やバグ修正に関する詳しい情報をご覧になれます。新機能のリクエストや、フィードバックの提供については、DMS コンソールページの左下隅にある [フィードバック] ボタンをクリックしてください。