投稿日: Sep 14, 2018

AppStream 2.0 アプリケーションイメージを、同じ AWS リージョン内にある別の AWS アカウントと共有できるようになりました。これにより、1 つのバージョンのアプリケーションイメージを保持しておき、セキュリティを確保しながら別の AWS アカウントからもアクセスすることが可能になります。例えば、ソフトウェアベンダーであれば、自社のアプリケーションがインストールされたイメージを作成し、ソースイメージは引き続き自社で制御しながら、イメージを SaaS やトライアル利用の一部としてお客様と共有できます。企業においては、まずテストアカウントでイメージを設定しておき、その後本番稼働用アカウントと共有することができます。共有先がイメージを利用するときに自分のフリートで使用するのか、新規イメージを作成するのか、またはその両方を可能にするのかを制御でき、アクセス権の無効化も随時可能です。

使用を開始するには、AppStream 2.0 コンソールから [Images (イメージ)] > [Image Registry (イメージレジストリ)] を選択します。共有するイメージを選択してから、[Actions (アクション)] > [Share (共有)] の順に選択します。[Add account (アカウントを追加)] を選択し、共有先の AWS アカウント ID を入力します。イメージの共有を停止するには、[Permissions (アクセス許可)] タブを選択してから、アクセス許可を削除する AWS アカウント ID の [Edit (編集)] を選択します。イメージ共有の詳細については、Administer Your Amazon AppStream 2.0 Images をご覧ください。 

イメージ共有は、AppStream 2.0 を使用できるすべての AWS リージョンで、追加料金なしで利用できます。AppStream 2.0 には従量制の料金体系が採用されています。詳細については Amazon AppStream 2.0 料金をご覧になり、サンプルアプリケーションもお試しください。