投稿日: Oct 10, 2018

AD Connector では、既存のオンプレミス Microsoft Active Directory (AD) アイデンティティを使用して、AWS アプリケーションと互換性のある Amazon WorkSpacesAmazon ConnectAmazon Chime などにアクセスできるようになるとともに、複数の AWS アカウントやビジネスアプリケーションへのシングルサインオン (SSO) が可能になります。AD Connector はこういったアプリケーションからの AD リクエストを、AWS クラウドに情報をキャッシュすることなく、お使いのオンプレミス Microsoft AD に接続する方法を提供するプロキシサービスです。

また、AD Connector を使用すると、オンプレミス AD ドメインに Amazon EC2 インスタンスを結合し、グループポリシーオブジェクトを使用してインスタンスを管理できます。さらに、この Amazon EC2 インスタンスで実行される AD 対応アプリケーションがお使いのオンプレミス AD に直接アクセスできるようになります。AWS クラウドで実際の Microsoft AD が必要な場合は、AWS Directory Service for Microsoft Active Directory をご検討ください。

AD Connector はこれで、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、米国西部 (北カリフォルニア)、米国西部 (オレゴン)、アジアパシフィック (ムンバイ)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京)、カナダ (中部)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ロンドン)、および南米 (サンパウロ) の各リージョンでも利用可能になりました。

AD Connector の詳細については、AD Connector ドキュメントを参照してください。