投稿日: Mar 27, 2019

Amazon Redshift では、伸縮自在にクエリ処理力を自動でスケーリングして一貫性のある高速パフォーマンスを提供し、何百ものクエリを同時に処理できるようになりました。同時実行スケーリングのリソースが増加するにつれ、ご利用の Redshift クラスターに数秒で透過的に追加されるため、待機することなくクエリを処理できます。ワークロードを下げる必要が生じたら、Amazon Redshift が自動的に同時実行スケーリングのリソースをシャットダウンしてコストを抑えます。既存のアプリケーションとビジネスインテリジェンスツールを、変更を加えずに継続して使用できます。

同時実行スケーリングは、ほとんどの Redshift のお客様に無料でお使いいただけます。メインクラスターが使用されている 24 時間ごとに、同時実行スケーリングに 1 時間のクレジットが加算されます。これらのクレジットにより、ワークロードの大幅な変動を処理するコストを相殺しながら、1 日を通して一貫性のある高速パフォーマンスを確実に実行できます。未使用の無料使用クレジットを超える使用については、ご利用の Amazon Redshift クラスターのオンデマンド料金に基づいて、秒単位で課金されます。詳細については、Amazon Redshift の料金ページを参照してください。

同時実行スケーリングを有効にするには、Redshift クラスターマネジメントガイドの記載に従い、AWS マネジメントコンソールで [同時実行スケーリング] を [自動] に設定するだけです。 同時実行スケーリングの使用量を特定のユーザーグループやワークロードに割り当て、使用できる多数の同時実行スケーリングクラスターを管理し、CloudWatch のパフォーマンスおよび使用状況メトリクスをモニタリングできます。

Amazon Redshift 同時実行スケーリングは、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン) アジアパシフィック (東京)、欧州 (アイルランド) の各リージョンで Build バージョン 1.0.6761 で利用でき、今後数か月のうちにその他のリージョンにも拡大される予定です。詳細については、http://aws.amazon.com/redshift を参照してください。