投稿日: Mar 27, 2019

AWS Fargate および Amazon Elastic Container Service (ECS) が、タスクセット管理 API の公開に伴い、ECS サービスの外部デプロイメントコントローラーをサポートするようになりました。タスクセットとは、単一の ECS サービス内でアプリケーションのリビジョン管理を制御可能にする新しいプリミティブです。新しい API で、アプリケーションの複数のリビジョンと、あるリビジョンから他のリビジョンへの移行を管理できるようになりました。

サービスの新しいバージョンをデプロイする場合、現行の運用ワークロードを完全に変更する前に、すべてスムーズに機能するよう段階的なデプロイ手順を踏むのが一般的です。以前は、ECS 上でアプリケーションの新しいリビジョンを完全に管理するためには、新しい ECS サービスを立ち上げて、サービスから他のサービスへとトラフィックを移行する必要がありました。

今回、タスクセットを利用して、アプリケーションの複数のリビジョンを単一のサービス範囲内で設定可能になりました。アプリケーションの新しいバージョンをデプロイする場合は、独自のタスク定義を持つ既存のサービス内で、新しいタスクセットを作成できます。個々のタスクセットは、サービスで必要なタスク全体を特定の割合で実行するよう、スケールパラメータを提供します。

Amazon ECS や AWS Fargate でのデプロイ管理を行うタスクセットの利用を開始するには、ドキュメントをご覧ください。