投稿日: Apr 9, 2019
Amazon EMR リリース 5.22.0 で、Apache HBase 1.4.9、Apache Flink 1.7.1、Apache Oozie 5.1.0 を使用できるようになりました。これらのリリースでは、さまざまなバグの修正と安定性の向上が施されています。
また、今回のリリースで、EBS 専用のストレージを持つ EC2 インスタンスの、デフォルトの EBS ストレージサイズを増加しました。サイズの増加は EC2 インスタンスのサイズに比例して行われ、増分は複数の EBS ボリュームに分散されています。この変更により、Spark のようなアプリケーションは、中間データをディスクに書き込む際に EBS ボリュームの IOPS パフォーマンスをより有効に活用することが可能となり、結果、ジョブのパフォーマンスも向上します。
さらに、このリリースでは、Apache Phoenix 4.14.1 と Apache Zeppelin 0.8.1 のアップグレードバージョンも使用できます。
リリース 5.22.0 の Amazon EMR クラスターは、AWS マネジメントコンソール、AWS CLI、SDK のいずれかからリリースラベル「emr-5.22.0」を選択して作成できます。EMR クラスターを起動する際に、HBase、Oozie、Flink、Phoenix、Zeppelin を選択すれば、これらのアプリケーションをインストールすることができます。EMR リリース 5.22.0、HBase 1.4.9、Oozie 5.1.0、Flink 1.7.1、Phoenix 4.14.1、Zeppelin 0.8.1 の詳細については、Amazon EMR のドキュメントを参照してください。
Amazon EMR リリース 5.22.0 は、現在 Amazon EMR がサポートされているリージョンすべてで利用できます。
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