投稿日: Apr 26, 2019
DynamoDBMapper が、Amazon DynamoDB トランザクション API コールのサポートを開始しました。これにより、DynamoDB テーブル内あるいは複数の DynamoDB テーブルでオールオアナッシング変更を行う際、DynamoDBMapper を使用する開発者がコードを単純化できます。
DynamoDBMapper は、クライアント側クラスを DynamoDB テーブルにマッピングするための高レベル API ライブラリを開発者に提供する AWS SDK for Java のクラスです。DynamoDBMapper を使用すると、開発者はテーブルにアクセスでき、さまざまな作成・読み取り・更新・削除 (CRUD) 操作を実行でき、クエリを実行できます。これからは、開発者は DynamoDBMapper を使用してトランザクションを実行できるようになります。トランザクション API は、DynamoDB でのアトミックで・一貫性があり・独立した・永続的な (ACID) 操作を開発者に提供します。これにより、アプリケーション内でより簡単にデータの正確性を維持できます。トランザクションを使用することで、複数項目の追加、更新、削除を単一のアトミック操作として実行することが必要な、ワークフローとビジネスロジックを開発者がサポートできます。例えば、ビデオゲーム開発者であれば、ゲーム内でのアイテム交換やゲーム内購入の際に、プレイヤーのプロファイル更新の正確性を確保できます。
トランザクションのサポートは、DynamoDB が提供されている標準の AWS リージョンすべてで利用可能です。トランザクションの料金は、トランザクションに含まれる項目のサイズによって決まります。
最新バージョンの DynamoDBMapper クラスが使用できる AWS SDK for Java は、AWS SDK for Java でダウンロードできます。