投稿日: May 14, 2019
Ubuntu、Amazon Linux、Amazon Linux 2 向けの AWS 深層学習 AMI に新しいバージョンの深層学習フレームワーク PyTorch 1.1 および Chainer 5.4 が追加されました。PyTorch 1.1 はモデルの可視化およびデバッグ向けのネイティブ TensorBoard のサポート、ジャストインタイム (JIT) コンパイラの改善、分散トレーニングにおけるモデルの並列処理向けのより良いサポートをもたらします。このリリースではさらに、NVIDIA ドライバを 418.40.04 に、Horovod を 0.16.1 にアップグレードし、Apache MXNet 環境での CUDA 10 のサポートを追加しています。
AWS 深層学習 AMI ではその他の一般的なフレームワークやインターフェイス (TensorFlow、Keras、Chainer、Gluon、Caffe) もサポートされており、インストールと設定はすべて完了済みの状態であるため、Amazon EC2 インスタンスのコンピューティングパワーをフルに活用しながら深層学習モデルの開発をわずか数分で開始できます。Conda 環境を有効化すると、深層学習 AMI は、ユーザーの選んだ EC2 インスタンス用に最適化された深層学習フレームワークの高パフォーマンスビルドを自動的にデプロイします。AWS 深層学習 AMI でサポートされるフレームワークとバージョンの一覧については、リリースノートをご覧ください。
AWS 深層学習 AMI をすぐに使用開始するには入門ガイドを使用してください。初心者向けから高度なレベルまでのチュートリアルについては、開発者ガイドを参照してください。また、AWS のディスカッションフォーラムに登録すると、リリースのお知らせを受け取ったり質問を投稿したりすることができます。